海外留学レポートReport from Overseas

楽しいこと辛いこと盛りだくさんの濃い一ヶ月間

Mar . 2018

韓国に来て約一ヶ月が経ちました。驚いたこと、辛かったこと、楽しかったこと、大変だったことなど、まだ一ヶ月ですがたくさんの経験をしました。一番大変だったことは寮での生活です。私は筑女に通っている時は自宅から通学していたため、帰宅すればできたてのご飯を食べることができ、温かい湯船に浸かりいつも通り寝ることができていました。韓国の寮ではご飯も自分で、洗濯も自分でしなければなりません。そのくらい絶対できると留学に行く前までは思っていたのですが、いざ韓国に来てみると食生活の面で困りました。東亜大学の寮は筑女よりも急な坂の上にあり、寮の近くにスーパーがなく、寮内には電子レンジ、冷蔵庫や自炊できる場所が無いため何を食べていいかわからず、この一ヶ月間は食生活が乱れました。寮内にお湯が出るウォーターサーバーがあるため、留学生たちの多くはカップラーメンを食べていました。私はカップラーメンばかりの生活に耐えきれず、外で食事を済ませたり、300~400円ほどで食べることができる学食を利用しています。お茶漬けとかではなく、お湯だけでできる食べ物を日本からもっと持ってきておけば良かったと少し後悔しています。食生活以外にも生活に関する問題はシャワーとトイレが同じ部屋にあることやシャワーの水圧が低いことなど多々ありますが、これらにはもう慣れました。

韓国の留学生活では授業も韓国語で受けています。私は語学堂の授業に加えて外国人留学生が履修している学部の授業を二つ取っています。二つとも週に二日あるので少し大変です。語学堂の授業ではレベル別に授業が開講されており、1クラス10人程度で授業を行います。先生方も留学生が出来るだけ聞き取りやすく話してくださるのである程度は聞き取ることができます。しかし分からない単語も多く、不安になることもあるのですが先生方は質問すると優しく答えてくださるので安心して質問する事ができます。分からないときは勇気をもってわからないと発言することが大切だと思いました。

休日は授業がないためそれぞれ自由に過ごすことができます。私は相部屋の友達や仲良くなった中国人、台湾人の友達と地下鉄を利用し買い物に出かけ食事をしたり、また一年生のとき参加した東亜大学のプログラムで仲良くなった韓国人の友達と再開することもでき、充実した日々を過ごしています。

 先週の土曜日には留学生のサポートをしてくれている団体が主催している行事に参加しました。多くの留学生が参加していたため、ベトナムやインドネシアから来た留学生とも仲良くなり、日本人の友達だけでなく様々な国籍の友人ができました。海で写真をとり、ケーブルカーに乗ったりしてとてもいい思い出ができました。

 留学生活は始まったばかりですが4月初旬には中間考査が控えています。韓国での初めての試験なので少し緊張しますが、少しでも良い結果を残すことが出来るよう、韓国語の勉強も一生懸命頑張ります。