海外研修レポート Short-term Program Report
筑紫女学園大学では、夏期・春期休暇を利用して、2~3週間の海外研修を実施しています。全学生対象の研修や、大学での学修内容を深める学科主催の研修があります。研修先では、ホームステイや現地学生との交流や、世界各地の歴史や文化に触れるなど、外国語によるコミュニケーション力の向上だけでなく、異文化体験をしたり、視野を広げたりすることができるプログラムとなっています。
南開大学研修(中国・天津)※隔年実施
本学の協定校である南開大学にて行う短期集中型の語学研修です。聞き取り・会話を中心とした中国語の授業を2週間受講するほか、中国文化や歴史を学ぶ特別授業もあります。語学研修期間中は、南開大学で日本語を学修している中国人学生との交流もあり、実践的なコミュニケーションを図る機会もたくさんあります。研修の後半には、シルクロードや上海などを見学します。
夏期海外研修(フィリピン・セブ)
フィリピン・セブのITパークという外資系IT企業の立ち並ぶエリアにある語学学校で、英語のマンツーマンレッスンを行い、グループレッスン中心の英語研修では得ることのできない語学力を短期間で効率的にアップさせます。1日5時間、先生とマンツーマンで英語を話すことで、特にスピーキング力の強化を図ると同時に、英語を話すことへの抵抗感をなくします。マンツーマンレッスンのあと、1時間のグループレッスンもあります。週末はアイランドホッピングという島巡りやボランティア体験などを通じて日本では体験できない経済や教育の格差を目の当たりにします。
インド 「思想と文化」研修(インド各地)
インド研修は、仏教の教えを建学の精神とする本学特有の研修で、2020年度で30回目を迎えます。研修では、釈尊ゆかりの仏教聖地を参拝し、仏教がどのようにして伝えられたかを学びます。
また、インド国立ヴィシュヴァ・バラティ大学を訪問し、インド人学生と交流します。インドの宗教や思想を学ぶ事だけに留まらず、インフラが不十分な環境下で懸命に働く人々や、観光地や駅で物乞いをする子どもたちの姿を通して、日本社会を再評価する一方、自分の生き方を省みる機会となっています。本研修への参加がきっかけとなり南米・カンボジア・バングラデシュ・ネパール等で活躍する卒業生も少なくありません。
また、インド国立ヴィシュヴァ・バラティ大学を訪問し、インド人学生と交流します。インドの宗教や思想を学ぶ事だけに留まらず、インフラが不十分な環境下で懸命に働く人々や、観光地や駅で物乞いをする子どもたちの姿を通して、日本社会を再評価する一方、自分の生き方を省みる機会となっています。本研修への参加がきっかけとなり南米・カンボジア・バングラデシュ・ネパール等で活躍する卒業生も少なくありません。
春期海外研修 ワーナーパシフィック大学(アメリカ・ポートランド)
本学の協定校で、派遣留学先でもあるワーナーパシフィック大学附属の語学学校(Pacific International Academy)が提供する短期プログラムに参加します。本研修は3週間プログラムで、英語だけでなくアメリカ文化を学ぶ研修となっています。研修期間中はホストファミリーと暮らすことでアメリカでの生活を体験したり、様々なアクティビティに参加したりすることで英語力を向上させるだけでなく、各国からの留学生との交流を深めます。また、近郊の各種社会福祉施設にて実際にボランティアをすることで活きた英語を学ぶと同時にアメリカ社会の現状を知ります。
日本語教育実習プログラム
日本語教員養成副専攻の修了を目指す学生の実践研修として、広東省外語芸術職業学院(協定校)へ学生を2週間派遣します。派遣先では、日本語教育の現場視察及び教育実習を行います。派遣期間中、現地学生との交流を深めます。
日本語教育実習プログラムについて
韓国夏期短期研修
8月に協定校(仁川大学・東亜大学・徳成女子大学)へ2週間~3週間派遣するプログラムです。各大学では、韓国語研修及び韓国文化体験をします。滞在は、派遣先大学の寮です。それぞれの大学の学生との交流も楽しむことができます。