海外留学レポートReport from Overseas

期末考査を終えて

Jun . 2018

5月の後半に韓国人と留学生が参加できる一泊二日の行事で統営という地域に行き、市場散策やゴーカート、自然体験をしてきました。また統営で有名な食べ物を皆で食べたり、ここでしかできない経験をすることができ、良い思い出になりました。市場散策では自分が生活している場所の近くにある市場とは少し違う品物や海産物が販売されており、市場の地域性を感じることができました。私が今まで参加してきた行事は中国、台湾、ロシア、ベトナム様々な国籍の学生が集まる行事のため、毎回自分の知らない文化や言語を知り、韓国人の学生だけでなく様々な国籍の友人達に出会うことができるので行事にはこれからも積極的に参加しようと思います。

6月に入り、4日から語学堂が始まりました。新しく語学堂のクラスが変わり、一緒に勉強をする仲間も変わりました。新しいクラスに変わってからまだ1ヶ月経っていないためまだなかなか慣れない上に授業内容も前回のクラスより難しく、課題の量も増えたため今はまだ大変だと感じます。また14日~20日の間、語学堂では無い通常の学部授業の学期末試験がありました。私は学部の授業は3つ受けていたため3つ試験があり、それぞれ試験対策をしなければならなかったため試験期間は少し大変でした。中でもパワーポイントを使用した10分程度の発表の試験が一番大変だと感じました。この発表の為に韓国人の学生に対しての調査など困難に感じることも多かったのですが試験が終わり、先生から発表内容も韓国語での発表も良かったと言ってもらうことができ頑張った甲斐があったと思うと同時に、実力の向上も感じる事ができました。また3つあった試験の内の1つは聴講生として参加していた日本語の授業の試験でした。韓国人の学生がどのように日本語を学んでいるのか気になったので直接お願いをし、聴講を許可してもらいました。授業にも参加し、試験も受けさせてもらえたことで韓国で日本語の試験がどのように行われているのか、どのような授業内容なのか知ることができ良い経験になりました。

最後に行事や勉強面以外の活動の話を二つあげます。一つ目は釜山映画体験博物館に行き、釜山の映画作品や制作の歴史について学んだことです。この博物館は博物館というよりもテーマパークのような博物館で、1つの大きなミッションを展示を通してクリアしていくことで映画について学ぶというコンセプトになっています。日本にはあまり見かけないような博物館で面白く、新鮮でした。二つ目は釜山で仕事をしている方々のお話を聞く機会があったことです。一年間という短い留学期間で何をしたらよいか、帰国後の就職の話など日本人の立場・目線でお話を聞く事ができました。今まで釜山で働く日本人の方とお話しする機会はほぼなく、日本以外の国の学生や先生方と話をしていたので日本人として・外国人として海外で仕事をすることについてお話が聞けたのは良い機会だったと思います。最近は目の前の授業や試験の事ばかりにしか考えていなかったので、この機会で聞いたアドバイスも参考にしながら将来について考えることも大事なことだと感じました。