海外留学レポートReport from Overseas

初めての海外で・・・

Sep . 2010
カナダに来て早くも一カ月が過ぎました。私が住んでいるキングストンは、たくさんの木々が生茂っており、しばしばリスが現れ、近くには広大なオンタリオ湖が流れています。とても自然豊かな町です。すぐにこの町が気に入りました。食生活は、朝はシリアル、お昼はサンドイッチに果物、夜はお肉がメインの料理が食卓に並びます。学校生活では放課後によくスクールアクティビティに参加しています。映画を観たり、外でスポーツをしたり、週末にはボウリングに行ったりと多彩な活動があります。このアクティビティに参加することで、異なったクラスの人と会話するチャンスが増え、たくさんの友達を作ることができます。学校生活以外にはよくショッピングに出掛けますが、そこで驚くことが二つありました。ひとつは全ての品物が大きいこと、ひとつはレジで店員さんに会ったら何かしら声をかけてきてくれることです。「今日調子はどう?」「いいよ。あなたはどう?」「う~ん、まぁまぁかな。」たったそれだけの会話なのですが、ほとんどのお店でこういった会話が流れます。何気ない会話なのですが、日本ではこういった会話はあまりなかった為、驚くとともに温かさを感じました。
このように私は今の生活にとても満足しています。しかしカナダに着いたばかりの頃は英語が上手く話せず沈黙する時間が多くホストファミリーやその他の人に心配をかけてしまった気がします。そこで自分の中でこのままではいけないと思い「何でもいいからとりあえず口を開いて話してみよう!」と決意しました。そのおかげで、今では少しずつですが積極的に話せるようになりました。話せれば話せるほど毎日が楽しいと思えるようになりました。今まで一度も海外へ行ったことがない私にとっては毎日が発見の日々でとても新鮮です。残りの11カ月間、たくさん遊びたくさん学び、価値ある一年間にしたいです。