海外留学レポートReport from Overseas

青島旅行へ行ってきました

Oct . 2011
こちらは、10月の中旬ごろから急に寒くなる日が多くなり、秋ももう終わりに近づき、冬の気候へと変わってきています。
今月は、10月1日から9日までの国慶節の休みの期間を利用して2泊3日の青島旅行へ行ってきました。初めて、韓国人の友達も一緒に旅行しました。
10月4日に天津を出発しました。私たちは天津から青島まで4時間半ほどで着く新幹線のようなものに乗って行きました。今まで北京へ行く新幹線に乗るために利用していた天津南駅とは異なる、天津西駅という駅から初めて乗りました。いつも人がたくさんいて、にぎわっている南駅とは違い、西駅は休みの割には人が少なく、すこし閑散としていました。天津を午前中に出発し、昼過ぎに青島に着きました。青島の駅に着いて、すこし歩くとすぐそこに海が広がっていたことに驚きました。夕方ごろ、五四広場という赤い大きなモニュメントがある海浜公園と、そこから少し歩いたところにある、オリンピック時にヨット競技が行われたところへ行きました。そこには、各国の旗がたくさん並んでいました。また、着いてからしばらくすると、日が落ち、五四広場のモニュメントがライトアップされ、すごく夜景がきれいでした。
2日目は、朝早くホテルを出発し、労山(崂山)という山へ行きました。市街地から労山まで、バスに乗って1時間ほどで着きました。労山にはいくつか登り口があるのですが、私たちは北九水景観区というところに行きました。想像していたよりも登るのに疲れましたが、滝があったりライオンの形をした岩があったりしておもしろかったです。また、山はとても空気が気持ちよかったです。労山から帰ると、花石楼という西洋建築の建物を見に行きました。花石楼は別名「蒋介石公館」とも呼ばれていて、蒋介石も住んでいたことがあるそうです。花石楼の一番上まで登ると、海と青島の街並みを見渡すことができ、きれいでした。青島は海に面しているので、海鮮が有名だということで、この日の昼食は海鮮料理を食べました。そこで、初めて黒い水餃子を食べました。見た目は真っ黒で少し不気味でしたが、食べてみるとイカの味がして、おいしかったです。
最終日は青島ビール博物館と桟橋へ行きました。ビール博物館は日本のビール博物館と同じような感じでしたが、途中に作業員の蝋人形があり、最初見たときは本当の人に見えて、すごく驚きました。桟橋は青島ビールのラベルのモデルとなっているところです。ここは、すごい人の多さで歩くのに疲れました。また、海沿いではウエディングドレスとスーツを着て写真を撮っている、新郎新婦さんたちがたくさんいました。桟橋を見た後、昼過ぎの新幹線に乗って、天津へ帰りました。
今回の旅行では青島の歴史と発展を見られた気がします。昔ながらの建物も最近作られたものも、どちらも見られたのが良かったです。また、韓国人の友達と共に旅行をしたことで、少し韓国人の習慣も知ることができました。日本や韓国の政治について話したことは初めてだったので、特に印象に残っています。
私の留学生活もあと2カ月ほどになりました。この貴重な時間を無駄にしないような生活にしたいと思います。