海外留学レポートReport from Overseas

初心に返って、頑張ります!

Aug . 2011
8月ももう終わりに近づき、私の留学生活の半分が終ろうとしています。こちらでは、9月から授業が始まるため、あと1週間ほどで夏休みも終わりです。
今月は、四川省へ旅行に行きました。四川省へは、天津から飛行機で3時間ほどかかります。成都は、天津と同じくらい、とても暑かったです。
着いた日には、ツアーの申し込みと、川劇を見に行きました。川劇は、変面や影絵などがあり、四川の文化を感じることができ、とてもおもしろかったです。
2日目は、パンダを見に行きました。パンダ基地には、たくさんの観光客がいました。間近でパンダを見ると本当に可愛く、中国人がどうしてパンダのことが大好きなのか、少しわかった気がします。そこにはレッサーパンダもいて、すごく可愛かったです。
3日目から、3泊4日で、九寨溝・黄龍のツアーに参加しました。九寨溝・黄龍は成都から離れていて、山の方にあるため、過ごしやすい気候で、肌寒いくらいでした。九寨溝・黄龍は、以前、テレビで見たとき、こんなに美しいところがあるなら、絶対にいつか行ってみたいと思ったところでした。本物の景色は写真やテレビで見るものより格段と美しく、言葉では言い表せない感動を感じました。本当に自然で作られた色なのかと、疑ってしまうくらい、今まで見たことのない綺麗な色でした。
今回の四川旅行でのツアーは、全て中国人向けのものに参加しました。今まで、中国で生活はしてきたものの、授業や普段一緒にいる友達のほとんどは中国人以外の外国人ばかなので、このツアーが初めての中国人のなかでの生活だったように思います。最初は、ガイドさんの言っていることがわからず、くじけそうにもなりました。しかし、私たちが日本人だとわかると、ガイドさんも、一緒にツアーに参加していた中国人の方たちも、ゆっくり話してくれたり、私たちがわかっていない時には、助けてくれたりと、とても優しく接してくれました。周りの助けもあり、なんとか楽しく充実した旅行にすることができました。この旅行もまた、私にとって良い経験の一つになったと思います。
昨日、次の学期の申し込みへ行ってきました。その時、前の学期の申し込みの時のことを思い出して、懐かしくなりました。その時は、中国に来て2日目で、ほぼ中国語も聴き取れず、申し込みをするときの先生の話がほとんど分からなくて、日本語を話せる中国人の方に頼りっきりでした。その時に比べると、成長したのかなと感じられます。しかし、同時に、こちらの生活に慣れ過ぎて、緊張感や、やる気がその時に比べると無くなってしまったようにも感じました。ここで最初の頃を思い出したことを良い機会に、もう一度、初心に返って、さらに頑張りたいです。また、クラスも新しくなり、新しいクラスメイトも増えるので、楽しみです。
明日は、さっそくクラス分けのテストがあるので、頑張ります。