海外留学レポートReport from Overseas

様々な国の文化を学んでいます

Sep . 2011
9月に入り、天津の気候も秋らしくなりました。最近では、朝晩は肌寒く、上着が手放せない季節になりました。また、気がつくと日が落ちるのもすっかり早くなり、7時には真っ暗になるようになり、冬が近づいていることを感じます。先日、タクシーの運転手さんに天津の冬は1番寒い時は、マイナス10度まで気温が下がると言われ、今まで過ごしたことのない冬に少し不安も感じていますが、楽しみでもあります。
今月から、新学期が始まりました。クラスメイトも先生も前の学期とは変わり、また前学期とは違った新鮮な雰囲気の中、授業を受けています。前学期の初級1とは違い、今学期の中級2では、話し言葉ばかりではなく、書き言葉も習うことが増えてきました。そのため、とても難しく、新学期が始まってもう3週間が経ちましたが、まだまだ授業についていくのに必死です。先生の話すスピードも速く、また、クラスメイトの話しの中に分からない単語が出てきたりすることもあり、周りのレベルについていくため、予習、復習、宿題は必須のものとなりました。また、今学期は、前学期に比べ、ウクライナ人、イタリア人、アメリカ人など、欧米系の人が増え、前学期よりさらに多くの国の人が集まっているような気がします。授業で、中国の文化を学ぶことはもちろんあるのですが、他の国の文化も同時に聞くことができます。例えば、先週の授業では結婚式のことが議題となり、様々な国の風習を知ることができました。その中にも、日本とまったく違う風習もあれば、離れている国でも同じ風習もあり、とても興味深かったです。
今学期からは、金曜日は一般の授業がなく、文化選択授業があっています。太極拳や二胡など中国の文化を学ぶことができる授業です。参加は自由なのですが、私は书法と绘画という、日本の書道のような授業に参加しています。筆を使って文字や絵を描いたりしています。まだ、始まったばかりなので、難しいですが、日本では中国の文化に直接触れ、学べる機会はなかなかないので、とても楽しいです。また、学んでいるのはすべて外国人という少し不思議な光景もおもしろいです。
明日、10月1日は中国の国慶節、憲法記念日で祝日です。そのため、明日から9日間の連休に入ります。この残りの学期での連休は、これが最後になるため、私はこの連休を利用して、チンタオ旅行の計画を立てています。天津とは異なる中国の文化を見ることができると思うので、すごく楽しみです。
残り、あと半期となってしまったので、積極的に行動し、悔いの残らない様な充実した生活を送りたいと思います。