海外留学レポートReport from Overseas

夏休みに入りました!

Jul . 2011
7月になり、こちらはもう夏休みに入りました。今月に入ってから、こちらはますます暑さが増し、雨の日が多くなったせいか、すごく蒸し蒸ししています。
夏休みに入る前から、7月の初めに友達と西安に行く計画を立てていました。しかし、電車の切符が取れず、行くことができなくなってしまいました。そのため、急遽、北京旅行に変更になりました。北京では、798芸術区というところに行きました。そこには、たくさんの芸術家のアトリエや作品がたくさん展示されています。おもしろい形をしたオブジェなどがたくさんありました。日本でも行ったことのないような不思議な街並みで、まるで中国ではないようでした。とてもおもしろかったです。
北京から帰る前日に北京の友人のクラスメイトが引越しをしたということで、お部屋に招待してくれました。そこには、いくつかの国の人たちがいました。そこでは、英語と中国語が当たり前のように飛び交っていました。私は、最近は外国人の友人と話す時は、ほとんどが中国語で、英語を話したり、聴いたりする機会が無い状態に等しかったため、久しぶりに英語を聴きました。これはきっと、中国語の学習にとってはすごく良いことだと思っています。しかし、私の専攻は英語です。そこで私は、このままでは英語がまったくわからなくなってしまうのではないか、という怖さが出てきました。本当にこのままで良いのかと思いました。こちらに来てすぐの頃、私たち以外のほとんどの人が英語を話せることに驚かされました。それと同時に、英語が世界の共通語であること、英語の大切さについても実感させられました。しかし、私は今、中国に中国語を学びに来ています。だから、今は必死に中国語をマスターできるように頑張ろうと思い直しました。今この環境で、英語の心配や中国語をおろそかにすることはもったいないと思いました。本当に自分が英語も勉強したいのならば、中国語を勉強してからでも遅くはないと思えるようになりました。
中国に来て、早くも半年が過ぎてしまいました。この半年はあっという間に過ぎてしまった気もしますが、思い返してみると、様々なことがありました。初めての中国語での授業、初めての寮での暮らし、初めての外国人との交流、などなど、初めての体験づくしの半年間だった気がします。日本から出てみると、外から見た日本も知ることが出来ました。日本の良さにも気付かされました。また、日本では知ることのできなかった考え方を知ることもできました。これから自分が何をしたいのか、具体的な目標を見つけられそうな気がしてきました。
8月には四川への旅行の計画があります。また、9月からは新学期が始まるので、それに向けた勉強も必要です。あと半年間、こちらで出来ることは全て経験して帰るつもりで過ごしたいです。