今月は中国に来て初めて、動物園や水族館に行きました。

動物園は天津最大の公園である水上公園という公園の中にあります。私たちがいつも水上公園に行くときに待ち合わせをする門の反対側に動物園があるとわかり、門から動物園はとても遠かったため、公園内を行き来している小さなバスのようなものに乗って行きました。動物園の入場券は２０元と、とても安いです。私たちは天津でもパンダが見られるということを聞いて、パンダをみることを目的として行きました。目的のパンダをまっさきに見ようと探したのですが、パンダのいるところにたどり着くのは思ったよりも大変でした。なぜなら、動物園もまた、思ったより広かったからです。パンダを見つけるまでに、他の様々な動物も見ることが出来ました。目的のパンダもしっかりと見ることが出来ました。思っていたよりも小さかったですが、とても可愛かったです。しかし、その日はすごく暑かったせいか、どの動物も少し夏バテぎみに見えました。

水族館は南開大学からは少し離れた、塘沽（タングー）というところにあります。塘沽まで行くには１時間半ほどかかりました。途中、電車の様な、モノレールのような乗り物に乗って行くのですが、その乗り物はすごくきれいで、日本のJRと変わらないなと思いました。水族館の入場券は１３０元と、動物観と比べてとても高いです。私たちの着いた時、ちょうどイルカのショーが始まる時で、見ることが出来ました。日本のショーと違うなと思った点は、中国雑技団のような、小さな、人のショーもあったことです。水族館の中は、日本とあまり変わらない様な雰囲気でした。

今月で今学期も終わってしまいます。私にとってこの４ヶ月間はすごくあっという間に過ぎてしまった気もしますが、すごく濃い４ヶ月間でもありました。こちらに来て、この４カ月の間に、日本では決して出会う機会のなかった国の人と友達になれたり、日本では出来なかった体験をしたりすることが出来ました。また、日本にいる時は、当たり前だと思っていたことや中国に対する印象なども、こちらに来て大きく変わった気がします。中国に来て、改めて日本にいた自分の環境は恵まれていたことや、日本の良さなどを実感することも出来ました。また、自分が今やりたいことや自分の将来について考える時間も増えた様な気がします。来学期には、この学校では勉強しない人や、国に帰ってしまう人達もいるので、少し寂しくなります。しかし、夏休みには友人と桂林や四川への旅行も計画しているので、すごく楽しみです。ここでも日本では見ることの出来ないものをたくさん見て来たいと思っています。その前に、明日はいよいよ最後のテストがあります。今までの力が発揮できるように頑張ります。