海外留学レポートReport from Overseas

注意されるのはいいこと!

May . 2011
今月は特に連休や学校の行事もなく、平穏な日々を過ごしていました。こちらでの生活も2カ月以上が過ぎ、今までほどこちらでの生活や授業に不便さを感じなくなってきていました。そのせいか、今月に入って、勉強に対するやる気や積極性がなくなって来ている時期がありました。そんな中、同じクラスの韓国人の友達が今月に入って勉強にやる気を出し始め、私には今まで以上に努力しているように感じました。そこで、私はなぜ最近今まで以上に勉強を頑張っているの?と聞いてみました。すると、その友達は、3月は生活に慣れるため、4月はこっちの友達と仲良くなるために過ごしたから、5月からは勉強を頑張るんだ、という答えが返ってきました。私はそれを聞いた時に、すごく納得しました。私は中国での生活や友達、授業にも慣れてしまったせいで、だらだらと過ごしてしまいそうになっていましたが、慣れてしまった今だからこそ勉強に積極的になろうと思いなおすことができました。まずは、なにか目標を作って勉強しようと思い、私は留学中にHSKという中国語の資格取得をめざして勉強することを決めました。
また、最近、友達とごはんを食べたり、遊んだりしているときに発音を注意されることが多くなってきました。最初に注意された時はとても恥ずかしく、中国語で会話をするのが嫌だなと思うこともありました。しかし、今では注意されることはすごくいいことだと思っています。なぜなら、注意されるまでは全然気にしていなかった発音を、1度注意されると、次に話すときには必ず気をつけて話すようになるからです。未だにその発音を完璧にできるようになったわけではありませんが、友達に注意されるようになってから、特に声調やピンインを意識するようになり、少しずつは良くなっているように感じます。こちらに来たばかりの頃は少し声調が違っても知っている単語が限られていたため、ある程度通じていたのですが、最近は同じピンインでも声調が違うと通じないことがあります。この様な時に自分たちの語彙数が増えたことや会話の内容が少し濃くなったことを実感することができ、うれしくなります。それと同時により勉強して、もっと色々な話が出来るようになりたいとも感じます。
あと1カ月ほどで、一つの学期が終わってしまいます。ここまであっと言う間に過ぎてしまったような気がするので、今まで以上に努力して、1日1日を充実したものにしたいと思います。そして、半年間で自分の成長が感じられるような留学生活にしたいです。