海外留学レポートReport from Overseas

Canada Day!

Jun . 2011
7月1日この日はカナダデイでした。カナダという国が初めて国家成立した日です。いわゆるカナダの建国記念日ですね。この日はほとんどの人が赤や白の服を着用します。ダウンタウンではパレードや花火といったイベントが開催される他、小さなマーケットがあちらこちらに見られました。私たちQSoE (Queen’s School of English)の生徒もこのパレードに参加しました。パレードで何をするかというと、自分たちでカナダに関する絵や文字を書いた旗や看板を作り、ダウンタウンのど真ん中を歩きます。行き交う人々からは”Happy Canada Day!!”とたくさん声をかけられました。パレードに行く前のバス停でさえも、バスを待っていた私に”あなたダウンタウンのパレードに参加するの?私もダウンタウンに行くわ。またあとでね!”といった声をたくさんかけられました。カナダ人の陽気でフレンドリーナ性格が見られました。また、イギリスのウィリアム王子とケイトさんがオタワに訪問していました。その日は数えきれない人々が彼らを見にオタワを訪れたそうです。そのほかミュージックライブが開催されたり花火が上がったりと盛り上がったみたいです。ここで驚いたことがひとつありました。カナダの花火が上がる時間はとても短いことです。私たちが住んでいるキングストンでは5分、オタワでも同じくらいだったと聞いています。しかし、私の担任の先生によれば、”5分はいいほうよ。去年は2~3分だったわ。その前は1分…。”とおっしゃっていました。
話は移り、今月私は初めてケベックシティーを訪れることができました。スクールトリップを利用して。とても歴史あふれる街でした。まるで、ヨーロッパを訪れているようでした。人々は主にフランス語を話します。もちろん英語を話す人々もいますよ。お店に入るときには”ボンジュール”お店を出るときには”メルシー”といった声をよく聞きました。お店の店員さんは英語もフランス語も話すことができるみたいです。行くところ全てがとても美しく、ファッションもインテリアグッズも全てが芸術的で魅力的でした。もともとカナダはイギリスとフランスに支配されていました。そのためフランス語もカナダでは話されます。とくにケベックはもともとフランス人により植民化されていたことからフランス語が一番よく話されます。訪れた日には、ちょうどフェスティバルが開催されていたようで、そこにはエルトン・ジョン(イギリスの有名なミュージシャン)が野外ライブを行っていました。もちろん彼のライブのチケットはすでに売り切れていました。ですが、私たちは巨大なスクリーンで拝見することができました。昨年キングストンにも彼は訪れたみたいですが、そのときもわずか5分で彼のチケットは売り切れたみたいです。彼の人気は測り知れません。
授業に関して、今私は最大の山場にさしかかっています。今セッション最後のエッセイにとりかかっているのです。私の最後のエッセイのトピックは”クローン”です。クローンについて討論します。トピックがサイエンスということで、私の専攻とは全く違い新たな挑戦です。クローンのしくみ、問題、利点、そして未来、学ぶことはたくさんあります。また語彙も難しく毎日必死です。
勉強も遊びもとても充実した毎日を送っています。そのカナダディアンライフも残り1カ月。時間は待ってくれません。だから自分で行動して、残りのカナディアンライフを充実したものにしていきます。