海外留学レポートReport from Overseas

台湾留学

Feb . 2024

私はもともと1月14日に台中を出て台北に2日間滞在して帰国する予定でしたが、冬休み中も中国語の授業だけ受講することができたため、授業期間と帰国を2週間延長しました。
しかし、今まで住んでいた寮(善牧學苑)が14日までしか住むことができず、14日以降は隣の男子寮(思高學苑)に移動しなければなりませんでした。荷物を全て移動させるのが少し大変でしたが、善牧學苑の退寮の手続きや思高學苑の入寮手続きは簡単に終わったのでとても安心しました。思高學苑は男子寮ですが、元々住んでいた男子生徒たちは冬休みでほとんどが帰省しており人数も少なく、住む階も離れていました。また、同じ善牧學苑から移動する生徒は40人ほどで、その中でも交換留学生は10人ほどいたので心配することはほとんどありません。部屋は日本人2人、ベトナム人1人の三人部屋で一緒にご飯を食べに行ったり、出かけたりして最後の二週間をとても楽しく過ごしました。

中国語の授業では春聯を書きました。お正月の際には春聯という赤い紙に縁起の良い言葉を書き、扉などに貼る習慣があります。「新年快樂」「龍」「平安」などクラスみんなで1人2枚ずつ書き、1枚は教室に貼り、1枚は先生にプレゼントしました。写真を撮り忘れてしまったのが心残りですが、台湾の文化に触れる良い機会でした。
年越しを台湾で過ごしたからこそ実感できたことがあります。それはお正月の違いです。
日本とは違い台湾は旧正月のため、2024年を迎えても年を越した感じがあまりしなかったことがとても不思議でした。具体的に言うと、日本の場合は家でおせちを食べ、お店も開いてないことほとんどですが、台湾は1月1日に特別何かを食べる習慣は無く、1日からでも夜市が開いているほど新年に重きを置いていないことに驚きました。

留学に行かせてくれた家族はもちろん、台湾で色々な経験をさせてくれた友人たちや先生にはとても感謝しています。たくさん不安はありましたが、語学の面、自身の自立力の面など、すべてにおいて本当に留学に行って良かったと心から思っています。
私のレポートを見て少しでも留学に興味を持ってくれたら幸いです。
【写真】
(一枚目)左上→勤美にあった干支の龍
左下→太陽餅(台中の名物)
右上→羊肉爐(羊肉の鍋)
右下→思高學苑の部屋の様子
(二枚目)左上→臺中國家歌劇院
左下→刮刮樂(台湾の宝くじ)
右上・右下→友達との思い出