半年間の留学生活が無事に終了し、日本に帰国してから最後の留学レポートを書いています。１月、台湾で過ごした時間は約2週間しかありませんでしたが、最後の思い出づくりのために多くの友人と交流する機会があり、とても充実した時間を送ることができました。
特に1番思い出に残っているのは、帰国直前に現地の友人たちと1泊2日で台南旅行に行ったことです。古民家と雑貨屋が建ち並び、提灯と石畳で風情のある街として知られている神農街や、台南の名物である牛肉湯、安平老街という場所の名物であるエビ煎餅のアイスなど美味しいものや街並みを楽しむことができました。一緒に行った現地の友人たちは台湾に来たばかりの頃から仲良くしてくれていて、会うのは旅行の日が最後でした。帰る時に泣きながら別れを惜しんでくれて、良い友人たちに出会うことができたと改めて実感しました。
　台湾に出発する時は不安で泣きながら飛行機に乗っていましたが、帰国する時は台湾を離れたくないという寂しさで泣いていました。留学中は楽しいことだけでなく、自分の中国語の低さにどうしようもなく落ち込んでしまったり、考え方の違いから人間関係で悩んでしまったりすることもありました。それでも留学が終わった今、あの時充実していたなと思えるのは、環境に恵まれていて、現地でできた友達や日本にいる家族、友達が支えてくれたおかげだと思います。これからも語学力向上のため、HSKなどの試験を受け勉強に励みつつ、留学生活で経験したことを糧にして、今後の人生に活かしていきたいと思います。