海外留学レポートReport from Overseas

台湾留学

Oct . 2023

台湾に到着して1ヶ月経とうとしています。最近ようやく台湾での生活に慣れ、毎日があっという間に過ぎていくように感じます。私はこの1か月で自分の中国語力の低さを実感しました。買い物をする際、店員さんに話しかけられた時、街中で地元の方に声をかけられた時、少し時間をおいてからでないと言葉を理解できずとっさに返事をできないため、自分の言いたいことをはっきりと伝えられず、何度ももどかしい思いをしました。会話力を高めるために様々な国の人たちと交流し、中国語で自分の考えをしっかり伝えられるよう頑張っているところです。生活しているなかで分からない単語や表現があれば、台湾人の子に聞いたり、すぐに調べてメモしたりして勉強しています。

 まず学校生活についてです。学校の授業は毎時間先生の話を聞き取ることに必死で、予習と復習が欠かせません。留学生向けの中国語の授業は、基本的に会話、文法、読解のレベル別に分けられた授業が開講されており、レベル分けテストのようなものはなく自分で取りたい授業を履修する形です。私は基本的に中級の授業を履修しているのですが、文法の授業だけ上級レベルの授業があり履修することになりました。せっかくなので失敗してもいいから挑戦してみようと思い受けることにしました。先生の話すスピードも速く、聞いたことのない表現が出てきたり、周りの留学生のレベルに圧倒的されたりして落ち込んだ時もありましたが、一緒に授業を受けている友人や先生に助けられ、なんとかついていっている状態です。

 次に生活面についてです。私の部屋は全員日本人の留学生なので同じ生活習慣で特に問題なく毎日楽しく生活できています。最初寮に着いたとき、部屋のメンバーが全員日本人で、言語の上達に関して私も含めみんな不安を感じていました。ですが、今では家族のような存在でこのメンバーでよかったなと感じています。言語の面に関しては日本人だけのコミュニティだけでなく、サークルや日本語学科の交流イベントなどに参加し、中国語を使う機会を自分から見つけています。
来月からは、日本語学科の学生と文化交流や言語交換をするための学伴や、日本語コーナーという活動が始まります。現地の学生と交流できる機会が増えるので、楽しんで勉強していきたいです。