海外留学レポートReport from Overseas

台湾留学

Jan . 2024

留学生活も残り1か月になりました。台北市の気温は12月になっても10度を下回ることはあまりないのですが、陽明山は風が強いため、寒い日は体感温度が0度近くになる日もありました。

12月は授業外の活動が多く、充実した時間を送ることができました。日本語学科の活動では、観光系の授業を履修している現地の学生たちと一緒に故宮博物館に行きました。ガイドさんが中国語と日本語の両方で解説をしてくださり、話も面白くとても有意義な時間を送ることができました。歴史に翻弄された貴重な作品をたくさん見ることができました。しかし、一番楽しみにしていた白菜と角煮の置物は出張だったので、機会があれば1月中にもう一度行ってみたいと思います。また、忘年会も開催され、劇や歌、ダンスなどの発表がありました。私は発表を見るだけだったのですが、ダンスを踊っていた友達から突然誘われ、前で踊ることになり恥ずかしさもありましたが、思い出になりました。留学生向けの授業の活動では、鶯歌という場所に行きました。この場所は昔から陶器が有名で、みんなで陶芸体験をしました。自分で作った作品をデザインする際、自分の名前を掘りあって思い出を残すことができました。鶯歌は街並みもどこか懐かしい雰囲気で、人も優しく温かい気持ちになりました。

いくつかの授業で期末テストがあり、12月後半はテストの準備に追われる日が続いていました。元々1月の2週目にある予定だったのですが、一気に行うと勉強が大変だということでテストの日を変更してくださった先生もいました。文法のテストは中間テストの時よりも選択肢が複雑になっていて、難易度が上がっているように感じました。1月になってからもテストが続くので、勉強するときはしっかり集中して、遊ぶときはしっかり楽しもうと思います。

年越しは現地の友達が台北101の花火が見える場所まで連れて行ってくれて、みんなで楽しく年を越すことができました。日本では毎年家族と過ごしていたので、友達と過ごす年越しは新鮮でした。台湾のお正月は日本と違い春節の時がメインなので、年を越しても街にはずっとクリスマスツリーが飾ってあり、不思議な気持ちになります。
今月は留学生活も残りわずかということで、台湾人の友達だけでなく、他の留学生とも遊びに行って交流を深めることができました。帰国まで時間がないので、後悔のないように過ごしたいと思います。