こんにちは！韓国はここ数日で気温が0度を下回り本格的な冬の始まりを感じますが、韓国人にとってはまだ秋のようで、気候の違いを体感しています。今回は日韓交流会での活動について報告したいと思います。
　日韓交流会とは、大学外での活動で、大学生の他にもワーホリで韓国にいる日本人や、日本に留学経験があったり日本での就職を考えていたりしている韓国人などが集まり、日本語や韓国語で話をしたり、ソウル市内を散策する活動です。私はソウル市内の2つの日韓交流会に参加したことがあり、1つ目は毎週日曜日に江南のカフェで行われる交流会です。この交流会では、くじ引きで決まったグループで会話をするのが主な内容です。会話の内容や言語に指定はなく、韓国人とは韓国語で日常会話やお互いの国の文化について話をしたり、ワーホリビザで韓国に住んでいる日本人が多いので日本人とはワーホリや韓国での生活術などについてお互いに情報共有しています。韓国人との会話も楽しいですが、個人的には韓国人だけでなく日本人の人生の先輩方にいろんな話を聞くことで、大学卒業後すぐに新卒として就職しなければならないという強い固定観念が変化し、異文化とは違う面で自分の価値観の多様化を感じました。
　2つ目は毎週ソウル市内を散策する交流会です。この交流会はまだ一度しか参加したことがありませんが、私が参加した回ではソウル市内の紅葉がきれいな公園や動物園、映画館に行きました。次回はイルミネーションを見に行くようなので、この交流会では季節に応じた活動を通してソウルを満遍なく楽しむことができそうです。
　また、韓国人の友人の多くが日本について興味があり、日本文化の中でもアニメやキャラクター、ドラマはもちろん、日本のファッションやコスメ、お笑いや昭和歌謡など興味のある分野が多岐に渡り、今まで気づかなかった日本の誇るべき一面を知る機会がとても多いです。また、今まで日本文化と聞くとまず工芸品や着物など伝統的なものを思い浮かべることが多かったのですが、最近は昔のものだけでなく私たちの年代と親しく新しいものも文化に含まれるということをより実感するようになりました。
　帰国の準備を始める友人も出てき始めたり、後期の授業も折り返しを迎え、留学がもうすぐで終わることを感じすでに寂しいような感じもしますが、残された留学期間を無駄にしないようこれからも努力していきます。