海外留学レポートReport from Overseas

あっという間だった韓国留学

Jan . 2023

 ☆試験期間
 あっという間に最後の期末考査も無事に終わり気づくと冬休みに入っていました。12月は試験とレポートに追われなかなか外に遊びに出ることが出来ませんでした。私は今学期、韓国語の授業以外にも学科専攻と教養の授業を取っていたのですが全部単位を落とすことなく無事に取得することが出来たので安心しました。試験期間には日本語の試験を受けている中国人とモンゴル人の友達に日本語を教えたりしながらお互いに勉強しました。

☆クリスマス
  韓国で初めてのクリスマスを過ごしました。イブには毎年開催されるSBS歌謡大採典を観覧しに行きました。たくさんの有名なKPOPアイドルが出演してとても有意義な時間を過ごすことが出来ました。私は旅行会社でチケットを購入したのですが席もグラウンドでとても近かったです。また、友達と明洞のクリスマスマーケットや、屋台、カフェなどにも遊びに出かけました。クリスマスの明洞は韓国人よりも外国人が圧倒的に多く不思議な感覚でした。最近は旅行客も増えており、弘大などのソウルに出かけると必ずと言ってもいいほど日本語や中国語が飛び交っています。また、韓国はキリスト教を信仰している人が多いためクリスマスが祝日になるそうです。そのためか日本よりもクリスマスに対する思いが強く、ツリーなどの飾りも3月くらいまでやっているみたいです。日本は25日が過ぎるとすぐに片付け、年末の準備に移り変わりますが韓国は1月1日の正月よりも旧正月の方を重要視するためクリスマスや正月の文化が日韓で異なることがわかりました。

☆最近の出来事
 最近は留学で出会った友達と色んなところに出かけながら最後の思い出を作っています。日本に帰ると大学4年生になり就活や資格取得などで忙しくてあまり遠くに出かけることも出来なくなるので存分に楽しんで帰ろうと思います。仁川にある市場に行ったのですが韓国らしさを感じとても楽しかったです。韓国の伝統お菓子や唐辛子の量り売り、スンデ、海鮮等色々な材料が集まっており新鮮でした。

☆残りわずかの韓国生活
 残り少しの留学生活では韓国で出会った友達と最後の思い出作りをしたいと思っています。まだまだ行ってみたいところや体験したいことがたくさんあるので少しでも後悔なく終えたいと思います。また、留学生活で出会った人達に感謝の気持ちをしっかり伝えたいと考えています。一人ではここまでやって来れなかったけどいつも一緒にいてくれた友達や、韓国の文化や考え方について教えてくれた友達のおかげで1年間韓国で暮らすことが出来ました。最初は1年間の留学がものすごく長いものだと感じていたのですが、いざ始まると毎月行事やイベントがあり、授業や試験で有り得ないほど時間が経つのが早かったです。最初は1人で地下鉄に乗るのも不安だったのですが今では電車のアプリを見ずに1人でソウルに行くことが出来るほど慣れました。

☆最後に
 私はこの留学生活で韓国語の知識だけでなく文化や様々な考え方を身につけることが出来ました。私たちが留学した当初はコロナの影響が強く行けるか行けないかのギリギリのところで、少し留学を諦めていた自分もいました。ですが運良く行けることができ隔離や、色々な書類も必要で大変でしたがその経験から学んだことも多かったです。家族や大学の先生方の支えのおかげで今自分が留学できていることを忘れてはいけないと思いました。いつも遠くから応援してくれる家族に感謝の気持ちを伝えたいです。また、私にとってこの留学生活は非常に大きなターニングポイントになったと感じています。この経験を忘れることなく存分に次に生かしこれからも成長したいと考えています。