中間考査
  10月の半ばから試験期間に入り中間考査が行われました。韓国語の授業と中国語と韓国語文化読解の3つの授業は試験で実施され、ほかの授業はレポートの課題が出されました。私は、10月に入ってコロナにかかり1週間まるごと授業を休んでいたため、授業についていくのが少し大変でした。無事に試験を終えることができましたがもう少し勉強していたらと後悔が多い結果になったので、期末考査では今回のことを踏まえコツコツと勉強していこうと思います。今回のレポートの課題で一番難しかったのは日本文学批評です。授業では日本文学を読んで批評の仕方を学んでいます。具体的には、樋口一葉のたけくらべの中に現れる日本の近代化について論じたり、芥川龍之介の藪の中をテキスト論に関連して分析したりと他にもいろいろな問題についてのレポート課題が出されました。日本人の私でも分からないことが多く、なんとか期限までには提出することができましたが非常に苦戦しました。

授業中に感じた情
韓国語の授業で先生がクラスみんなに飲み物を奢ってくださいました。その日はとても寒く授業内容も韓国料理に関する単元であったため、「みんなで何か暖かいものを飲みながら授業をしましょう」とおっしゃってくださいました。仁川大学にはカフェがとても多いのでそこの飲み物を買って下さいました。中々日本ではあまりない光景だったので韓国人の何かしてあげたいという情を感じました。その先生はとても優しく一人一人丁寧に教えてくださるのでいつも感謝しています。
また、仁川大学の韓国語スピーチ大会にも参加しました。まだまだ韓国語の発音や流暢さに自信がなく出ることを躊躇していたのですが韓国語読解の授業の先生が1対1で徹底的に指導してくださいました。その先生は1学期もお世話になった先生で一人一人にフィードバックやアドバイスなど毎回丁寧に教えてくださるので非常に尊敬している先生でもあります。

最近の出来事
 最近中国人の友達が新しく出来ました。その子はとても日本が好きで日本語が上手です。日本語を学ぶために韓国に来たと聞き驚きました。彼女は英語も出来てとても面白い子です。初めて出来た中国人の友達なのでとても嬉しいです。ですが、文化の違いからたまに驚くことがあるのでお互いに受け入れることが大事だと思いました。その友達はアメリカにも留学経験があり世界の環境問題や、経済等、色々な問題についてよく質問されます。日本人の意見を聞きたいとよく言われるので私もよく考えて自分の意見を述べるようにしています。中国人の友達が出来て中国人から見る日本についても知ることが出来たので非常に視野が広がった気がしました。

コンサート
ついこの間、仁川で毎年行われるKPOPの受賞式がありました。私が大好きなアイドルも出演するのでチケットを取って行きました。思った以上に良い席を取ることができたのでとても良い思い出として残りました。また、色んな国の人とアイドルの話で盛り上がったり留学生活に関してたくさん話しを交わすことが出来たのでとても濃い1日になりました。なかなか、日本では経験することが難しいので留学中に参加出来て良かったです。