海外留学レポートReport from Overseas

多くの初めての体験

May . 2022

4月22日と4月25日に、初めての中間考査がありました。筑女大でもコロナの影響により、定期考査をほとんど受けてこなかったので、約3年ぶりのテスト期間でした。
韓国は、日本よりもさらに受験勉強や就職活動の競争が激しいため、テスト期間も校内のカフェや食堂に多くの生徒が集まって1日中勉強をしていました。周囲の応援もかなり意欲的で、私たちが所属している日文日語学科のサークルは、勉強を頑張る生徒の為にドリンクを配布したり、寮内ではカップラーメンなどの配布もあり、日本とは大きく異なる文化が新鮮でした。

無事に定期域考査が終わった次の週に、初めて韓国の美容室に行きました。入国後は忙しく、落ち着いてからもどこの美容室がいいのか分からず、なかなか美容室に行けなかったので、ようやく髪を染めることができて良かったです。美容室でも日本との文化の違いを感じる点がいくつかありました。一番印象に残っていることは、シャンプーをされているときに目隠しをされないという点です。日本では必ずと言っていいほど、タオルなどの布で目を覆ってくれますが、韓国では隠してくれないのでどこを向いたら良いか分からず、少し気まずかったです。また、日本では席についてから、服が汚れないようにカバーしてくれるものに腕を通しますが、韓国では店に入ってすぐガウンのようなものを上から羽織ります。最初は日本のように前から着るものだと思ったのですが、普通の洋服のように着る形のもので驚きました。

最近は、サークルの活動で韓国人の子たちとも遊ぶ機会が増えてきました。中でも先日は、バラエティーなどで見たことがあり、かねてからずっと行きたいと思っていた脱出ゲームに初めて行きました。はじめは外国人でも分かるのか不安もありましたが、積極的に謎を解き、韓国人と日本人2人ずつの4人で参加し、ギリギリ1時間以内に脱出することができました。思っていたよりも難易度がちょうどよく、かなり面白かったのでまた行きたいと思いました。

韓国は現在、コロナの新規感染者数がかなり減少していて、屋外でのマスク着用義務がなくなり、快適な日々を過ごしています。朝と夜はまだ少し寒いですが、昼頃は暖かいので、校内のバスケットボール場でよくバスケをしています。日本にいるときよりも運動できる施設が近場にあるので、習慣的に運動ができて健康にいいなと感じています。

さらに、ようやく外国人登録証が届き、銀行口座を開設できたので、日本からの送金が受け取れて、何不自由なく韓国での生活ができるようになりました。韓国はキャッシュレス大国なので、割り勘をする際、携帯一つでお互いの口座にすぐ送金できるのがすごく便利で、日本もこの形が主流になるといいなと感じるほど、感動しました。

来週には、文化祭やサークルで野球観戦の活動など多くのイベントの予定があるので、すごく楽しみです。