海外留学レポートReport from Overseas

帰国まで1ヶ月を切った12月

Dec . 2019

 12月に入り、帰国まで1ヶ月を切りました。ですので最近は、留学が終わってしまう寂しさを日々感じています。

 しかし、そんな寂しさを感じながらも12月の16日からは最後の試験が始まるので、今月は試験勉強を主に行いました。中間試験の時は、試験ギリギリまで講義があったのですが、期末試験では1週間ほど前から講義を行わない科目がほとんどだったので、余裕を持って復習をすることができました。さらに今回は、中間試験の時になかったコンピュータ授業の試験がありました。私以外ほとんどが韓国人学生の方で、試験時間が短かったのですが、この講義の教授が日本語をできる方で日本関連の講義なども行なっている方だったので、私に気を使ってくださり、何とか試験を終えることができました。試験後、教授と話をし、別日に話を設ける場をつくってくださるということだったので、日本と韓国について話を聞かせていただきました。自分の将来についても助言をいただき、きちんと考える必要があると感じさせられました。もう少し早く出会えていたら、もっと為になる話がたくさん聞けたと思うと残念に思いましたが、このような機会は滅多に設けられないのでいい体験ができてよかったです。

 試験が終わりに近づくと、自分が日本に帰らなければならないという寂しさよりも日本の他の大学から来ていた留学仲間が日本に帰国するという寂しさの方が強くなってきました。私のルームメイトも私より先に帰国することが決まっていたので、寂しい気持ちはありましたが、帰国する日までは実感が湧かず、ルームメイトが部屋を出て、一人で部屋に戻ってきた時に寂しさがこみ上げてきました。もう戻ってこないと思うと一人になった気分になってすごく寂しくなりましたが、残り少ない最初で最後の寮生活を自分なりに楽しみたいと思います。そして、数日後には家族が韓国に遊びに来てくれるので、私の最後の留学生活の締めを家族と過ごしていきたいと思います。

 約9ヶ月韓国に留学をしてみて、始めは辛いこともたくさんありましたが、最終的にはもっと韓国にいたいという気持ちが芽生えるくらい楽しく留学生活を過ごすことができました。留学が終われば、留学していた時よりかは韓国語の実力は下がってしまいますが、なるべく忘れないように韓国人の友達と連絡を取るなどの努力をしていきたいと思います。