海外留学レポートReport from Overseas

あっという間に終わった4月

Apr . 2019

上海に来て留学を始めてから、既に2ヶ月が経過しようとしている。つい最近、初めて提出するレポートをどのように書こうかと頭を悩ませていたのにもう2回目がやってきた。

上海での生活は、来た時よりも随分と慣れたように思う。耳も少しずつ中国語に慣れてきて、聞き取れる単語も増えてきた。しかし、中国人の会話スピードについて行くにはまだまだ時間が必要だ。

授業中では、変わらず積極的に参加する事を心がけている。耳が中国語に慣れてきたとは言え、単語が難しいと発音だけでは漢字すらも浮かばない事もあり、まだまだ努力が必要だと実感する日々を送っている。また、中国語の文章を自然な日本語に訳すことが出来ないことも、私の大きな課題の1つである。しかし、中国語や日本語、アジアの文化といった、1学期でいくつもの講義を受けていたような今までのスタイルとは違い、ここでは、中国語だけに集中して取り組む事が出来るため、時間をかけて色々な方法で中国語を勉強できている。例えば、ただ問題を解くだけではなくその文章を和訳してみる、また、CDの音声を聞き取って、中国語の文章を正確に書き取るなど、一つ一つを細かくゆっくり取り組む事が出来るため、以前よりも早く自分で中国語の文章を書いたり、作ったりする事が出来るようになったように思う。現に先生方から、来たときよりも上達してきているとお褒めの言葉をいただき、嬉しかった。これからも今の環境を十分に利用し、気を抜かずに努力を続け、毎日少しずつでも進歩出来るように頑張っていきたい。

そして今月は、初めて『上海ディズニーランド』へ行ってきた。ある講義が休講になったため、且つ、平日だから人が少ないだろうという事で急遽決まったディズニー行きだったが、初めてにしては大満足過ぎる1日だった。さすがは夢の国、リピーターになりそうな勢いで楽しかった。特に、上海のディズニーランドはCGを使ったパレードが有名と聞いていただけあり、とにかく迫力のあるパレードに感動しかなかった。大学から約1時間しかかからない距離にあるため、また近いうちに遊びに行きたいと思う。

留学生活を2ヶ月間過ごしてきて、自分でも実感できるほど聞き取れる中国語が増え、やっと楽しいと思えることが出来るようになってきた。しかし、だからといって手を抜くようなことがないようにしていきたい。2ヶ月も経つと、だいぶ海外生活にも慣れてきて、気が緩みがちな時期になる。そういう時こそ気を引き締め、無駄な時間を過ごすことがないよう、日々努力していきたい。