海外留学レポートReport from Overseas

アジア圏留学月間報告書(3月分)

Mar . 2019

 気がつけば日本を発って早一ヶ月が経ちました。言語だけに限らず生活や文化などすべてが日本と違う環境の中、この一ヶ月はとにかく「台湾に慣れる」ことで精一杯だったように感じます。起きてからまた寝床に着くまで、些細な事までもが日本の生活と確実に異なっています。今の生活環境に適応しようと必死になっていると瞬く間に時は経ち、気が付くと3月も終わりを迎えようとしています。

 台湾の生活に浸かり、短い期間ながらも感じたことは、どんな場面でもとにかくコミュニケーションが多いことです。顔を見知っている関係の人だけでなく、道をすれ違う人やコンビニの店員の方など、様々な場所で日常会話が要求されます。それは事務的で完結的なやりとりにとどまらず、困っている人に手を差し伸べる、天気や相手の近況を聞くなど、人々が親密に関わる台湾ならではの文化を感じ取ることができました。語学学習では、語彙力や文法力など様々なスキルが要求されますが、留学では特に話すことが重要となります。これは回数を重ねることによって少しずつ伸びていく力です。失敗を繰り返しながら根気よく伸ばしていきたいと思います。

 こちらでは3月の終わりから少し遅めの春休みが始まります。まとまった休暇が取れるので、羽を伸ばしつつまだ行っていない街などに足を運んでみようと思っています。