海外留学レポートReport from Overseas

中国語から見る未来  

Dec . 2018

今月は様々な活動に参加することができた月でした。たとえば、杉達大学横の第二工業大学での「日本語才能コンテスト」や学校で開催されたクリスマス会などです。どれも思い出に残る活動ばかりでした。

 日本語才能コンテストでは、日本語を勉強している学生達による、朗読やプレゼンテーション、書道の作品を見ました。事前に第二工業大学の先生や主催補助の生徒達と打ち合わせを行い、書道の部の採点もしました。思い思いにデザインした題材に、ひらがなや漢字、自身が好きな詩などが書いてありました。参加してくれた生徒は1,2年生が多く、日本語の勉強を始めたばかりに違いないのに、綺麗に書かれた漢字やひらがなを見て、学習した月日を感じさせないほど美しかったです。また、朗読やプレゼンテーションでは、日本で有名な詩や物語を読んだり、日本の好きなところや興味があることを発表していました。皆、自らの観点から見た日本を発表していて、話し方はもちろん内容も私たちが知らないようなことまで深く調べていて、すごいなと感じました。私たちが中国語を勉強しているように、日本に興味を持ち、日本語を勉強している人がたくさんいることが嬉しいし、もっと交流が深まればいいなと感じました。

 クリスマス会は杉達大学のもう一つのキャンパスである嘉善キャンパスで行われました。こちらのキャンパスからは大型バス4台分の生徒や先生が参加し、とても規模の大きなイベントでした。プログラムには中国の漫才や歌、朗読などがあり、みんなで楽しくクリスマスを過ごすことができました。

 私は週末の空いている日に「中日韓英交流会」というものに参加しています。この交流会は、中国の子が主催をしており、現在上海に留学に来ている学生や仕事関係で来られている社会人の方など、たくさんの国や幅広い年齢層の方が来られています。この場では友達を作りながら、相互学習ができるため、とてもおすすめです。また日本の企業から海外派遣をされている社会人の方もいるため、就職についてや仕事のことなどを聞くこともできます。留学に来ていると、就職活動の下準備がおろそかになりがちであるため、私にとってはいい機会だと感じています。私は就職する際に、なるべく中国語を使える会社に入りたいと考えているため、中国語はもちろん、どのような仕事に私の留学生活を生かせるかを考えていきたいなと思います。