海外留学レポートReport from Overseas

新しい出会い

Aug . 2018

7月12日から始まった北京語言大学での夏期講習がついに終わりを迎えました。6週間という少ない時間でしたが、私にとってはとても濃い6週間となりました。

夏期講習の授業では、行事、仕事、結婚、季節、干支などのテーマを元に作られた教科書を使っていました。中国の文化や習慣を学びつつ、クラスメイトの国の文化や週間のことも知ることが出来ました。いろんな国の生徒がいるため、似ている点や国独自のものがあり、おもしろいと思ったし、やはり世界は広いんだなと実感しました。日本は中国や韓国と似ているところが多かったです。近隣国であるので互いの国の文化や習慣が繁栄されたんだろうなと感じました。

また、隣の席のパートナーと教科書の本文を読んだり、話す事が多いため、リスニング力も話すスピードもあがったのではないかと思いました。クラスメイトと休み時間に話す時や一緒に遊びに行った時には、中国語を使って会話をします。お互いカタコトの中国語を使いながらも会話が繰り広げられていて、周りから見たらきっと不思議な光景だと思うけど、私は英語がそんなにできないし、中国語を勉強しにきているので、その方法が1番ベストだと思いました。上海にいた際は、日本人4人での授業なので、授業の時以外は日本語を話してしまいます。北京語言大学では会話するためには、中国語を使わざる得ない環境であるため、日々の生活の中心が中国語です。なので6週間ではあっ

たけど、中国語のレベルは以前よりも上がったと思います。よく使う言葉以外にも自分の気持ちや考えを相手に伝えることができるようになったし、積極的になれたと思います。最後のテストでは筆記と口語のテストがありました。筆記は、今までやってきた文法や単語を使い、文章を作るものでした。以前までは、簡単な文章しか作れなかったけど、中国に来て半年経った今では単語力も上がったし、文法の知識も増えたため難しい文章を作れるようになりました。口語のテストでは、その場でお題を選び、10分後に先生とワンツーマンでの対話です。上海の時にも似たようなテスト形式だったため、少しは気持ちに余裕がありました。その他には先生から軽い質問などがされました。質問されたことに対し、文章で返せるようになったし、話を続けれるようになった自分を見て、成長しているんだなと感じました。

テスト後には、クラスメイトや先生と一緒にご飯を食べに行きました。丸いテーブルにたくさんの中国料理が並べられ、笑いや会話の絶えない時間が私には新鮮で、とても楽しく感じました。短い時間だったけど、ここまで仲良くなれるとも思ってなかったし、こんなに楽しいものだとは思っていなかったので本当に夏期講習に参加して良かったなと感じました。夏期講習が終われば皆、自分の国に帰ったり、中国でまだ勉強したりとバラバラになってしまうけど、またどこかで会った際は、さらに成長した中国語で話したいし、皆の国を訪れた際は連絡して、また遊びたいなと思います。本当に素敵な出会いでした。