海外留学レポートReport from Overseas

2019年快要開始! 

Dec . 2018

2018年が終わろうとしています。2月20日に静宜大学へ留学に来て10ヶ月が経ちました。過ぎてしまえば月日の流れは速いと感じます。

12月は沢山のイベントがありました。学内では日本語学科、スペイン語学科などの学科によるカラオケ大会、部活動ではダンス部の発表会、大学全体ではマラソン大会が行われました。私は日本語学科のカラオケ大会を見に行きましたが、全て日本語の歌を歌っていました。発音もとても綺麗で驚きました。また、キリスト教の大学ということもありクリスマスの行事も多かったです。クッキー作りや中国語センターでは留学生や先生方とのクリスマスパーティーが開催されました。学内には沢山イルミネーションが飾られ、クリスマス一色といった感じです。日本ではホワイトクリスマスを期待できますが、台湾はこの時期でも昼間は27度、夜でも22度ほどあるのでもちろん雪は降りません。暖かい気候でクリスマスを過ごせます。楽しい行事が多く毎日楽しく過ごしていますが、この留学生活も残り一ヶ月だと思うと切ない気持ちになってしまいます。

中国語の授業では出てくる単語や文法が難しくなっています。レベル1から5まである教科書のうち現在はレベル4の教科書を使っています。授業で難しいと思うことは新出単語の意味を中国語で説明すること、3ページほどの教科書の本文の内容を3~5分で覚え、内容をその場で発表することです。単語の意味を説明することは、単語の意味やどのようなシーンで用いられるのかをしっかり把握していなければ説明できません。また、上手く伝えるには説明力も必要です。どうすれば上手く伝えられるのか毎回考え、説明が上手い人を参考にしたりしています。単語や文法が難しくなったことで教科書の本文の内容も難しくなりました。短い時間で内容を理解しなくてはならないので読解力が必要になってきます。速く文章の内容を理解するにはやはり単語を知っているかどうかでかなり違う気がします。なので当たり前ですが毎回予習復習をしっかりするようにしています。書いたり読んだりすることは中国語は漢字なのでラクなのですが、話すことがやはり難しいと感じます。日常会話は問題なくても難しい内容の話や、話を深く掘り下げると様々な文法や単語力が必要になってくるのでまだ足りないところが多いと感じます。

本科の授業では、台湾歴史文化を履修しています。現在取り扱っている内容が日本統治時代の台湾の内容が多いので台湾と日本の歴史や繋がりが見えてきます。台湾で暮らしているので台湾について、日本との関わりや歴史についてしっかり知識を持たなくてはいけないと思い勉強中です。この授業では日本ではあまり知られていない人物でも台湾で活躍した日本人などを知ることができるので非常に勉強になっています。

週末も充実していました。釜山へ初めて行き、留学している友達に会うことができました。久しぶりの再会で、頑張っている話が沢山聞けて気を引き締められました。前期に台北に留学していた友達も旅行として日本からわざわざ台中まで来てくれました。いろんな友達に会う機会が多く楽しい週末を過ごせました。