海外留学レポートReport from Overseas

我來臺灣9個月了!

Nov . 2018

11月の台湾はまだ暑く、お昼は半袖でも十分過ごせます。また、寮でも扇風機をつけて過ごすほどです。朝と夜は肌寒くなりましたがいつになったら秋がくるのかという気候が続いています。

気づけば留学生活も残り2ヶ月ほどになりました。台湾での生活も9ヶ月が経ち、後期になってから中国語のレベルも上がってきました。クラスでも先生が求めるレベルがだんだんと高くなってきています。前期ではあまりなかったプレゼンテーションの課題が増えました。また今月は中間テストが行われました。私は1日3時間の授業の他に台湾歴史文化、ビジネス中国語、映画で学ぶ英語文化という授業を取っています。台湾歴史文化の授業では日本で学んだ内容に近い部分もありますが、台湾の原住民についてや台湾で活躍した人物など深く台湾について知ることができます。この授業は中国語と日本語で行われ、授業の合間にひとりずつ中国語の練習として先生と会話する時間があります。間違いがあればすぐに訂正してくれますし毎回話すのが楽しみです。

ビジネス中国語では中間テストで7分間の会話をペアと自作し暗記して先生の前で発表しました。内容は飛行場でのシチュエーションと買い物のシーンを行いました。7分間の内容を覚えるのは難しかったですが、会話形式だったのでスムーズに行えました。今学期になって初めて英語の授業を受けています。5人グループで1つの映画について紹介と討論をするというのが今回の中間テストでした。中国語に慣れてしまってからは英語を話そうとしても中国語が出てきてしまいます。やはり使わないと忘れてしまうので継続は大事だとつくづく思います。

今回の中国語の中間テストは教科書の内容から筆記のテストがあり、もうひとつプレゼンテーションがありました。人前で発表するのが苦手なのでプレゼンテーションは緊張しましたが、好きな映画の紹介というテーマだったので映画が好きな私にとっては少し気が楽でした。クラスのみんなに向けてひとりずつ発表だったのでクラスメイトの発表も聴くことができました。皆それぞれ発表の内容も方法も様々で面白かったです。中間テストが終わり一安心しました。

最近の中国語の授業は教科書の内容だけで終わりではなく、教科書に出てくる内容について討論をします。先日は「子どもにとってテレビを見ることはいいことか」というテーマについてクラスを2グループに分け、賛成反対の討論を行いました。普段使う中国語にはない表現や言い回しも多く、新しい表現も覚えることができました。このように自発的に中国語を使える場や、聞くばかりではなく自分の考えを伝える機会が最近増えたように思います。その分授業の楽しさも増えました。留学に来たからこそできることも多いですが中国語の表現が出てこないときはとてももどかしくなるので幅広くいろんな表現を覚えておかなくてはと思います。

授業以外にも静宜大学の学生さんに中国語を教えてもらうランゲージパートナーのような制度があります。私のパートナーはスペイン語学科の学生さんです。週に1回1時間行われ、毎回美容室や病院でのシチュエーションなどが決まっていてその中で行われる会話を学びます。パートナーの子は説明がとても上手く、分からない表現や単語が出てきても丁寧にわかりやすく教えてくれるのでとても感謝しています。

 また、今月は友人の結婚式があったので日本に一時帰国しました。本当に短い期間でしたが日本の友達や静宜大学から留学している友達にも会え、楽しい時間を過ごせました。

留学生活は残り2ヶ月ですが2ヶ月でもっと中国語を上達できるようにがんばります。また、台湾の文化や生活も残りの期間存分に楽しみたいです。