海外留学レポートReport from Overseas

機会は無駄にはしない!

May . 2018

今月のタイトルは「機会は無駄にしない!」です。このタイトルにした理由は、5月はいろんな機会があり、積極的に参加したことで新しいことの発見や中国でしか体験できないことをすることができました。

1つ目は、先生の誘いで留学生(日本人、ドイツ人、タイ人、インドネシア人など)の子達と昆山に行ってきました。昆山は上海市内より少し離れており、学校からバスで1時間半という距離でした。長い移動距離のため集合時間は7時半と、もの凄く早かったです。中国の人たちは早寝早起きの習慣があるようで、日本よりも活動時間が早いように感じることが多くあります。以前は8時から1限が始まることに少しきついなと感じていましたが、今では体も慣れてきて起きられるようになりました。昆山に近くなるにつれて、町並みも変化し、高いビルばかりの世界から一軒家の住宅が建ち並ぶ世界に変わりました。昆山で見たお寺は赤色をモチーフとされており、中に入るととても華やかな色合いで柱や天井が色づけてありました。日本のお寺の雰囲気とは違うということが一目見て伝わると思います。その他には、日本とは仕組みの違うおみくじを引いたり、いろんな表情やポーズをしている子供の石像と写真を撮ったりしました。次に行った場所は亭林公園という場所です。ここには中国で有名な劇の1つである昆曲の博物館などもあります。留学生みんなで亭林山に上り、山の山頂から昆山を眺めました。市内とは違った景色を見られて良かったです。お昼は、五つ星のホテルでビュッフェを食べました。いろんな味付けの中国料理を食べられてとても満足しました。午後は千灯古墳に行きました。川辺に沿って路地が並んでいる中にお寺があり、たくさんのお土産屋さんもありました。とてもすてきな町並みだなと感じました。この機会を通して、新しい場所や他の留学生とも交流できて楽しかったです。

2つ目は、大学の主催で昆曲の劇団を招いたイベントがありました。もの凄く高い声で歌いながら指先まで意識された演技を間近で見ることができました。衣装やメイクも中国独自のものでとても綺麗でした。日本ではなかなか見ることのできないものなので見に行って良かったなと思いました。

今回の機会を通して、自分たちだけでは行かないだろうなと思う郊外や昆曲を体験することができました。頻繁に機会があるというわけではないけど、機会があればこれからもいろんな行事に積極的に参加したいと思います。その機会はそのときにしかないもので、日本に帰れば体験できないかもしれません。だから留学している今を大事にし、機会を逃さないようにしたいです。