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【日文の学び】日本語・日本文学科の魅力紹介

 

 

日本語・日本文学科の魅力をご紹介します。

2020年度オープンキャンパスで御説明した内容です。


 日本語・日本文学科は、どんなことを学ぶ学科だと思いますか? 当然、日本語や日本文学について学ぶところであるわけですが、本学、筑紫女学園大学では、大きく4つのカテゴリーを設けて、様々なことを学んで行くことができる仕組みを整えています。

 その4つのカテゴリーがこちらの図で、一つ目は、日本語学(日本語の仕組みや文法)、二つ目は、日本文学(古代から現代までの作品に込められた意味をどう読みとっていくか、ということ)、三つ目は、日本文化(日本にはいろいろな風習や宗教、文化がありますが、それらをどう分析し、考えいくか)、そして、四つ目として、それらを覆うようにして、現代コミュニケーションというカテゴリーを設置し、日本語・日本文学・日本文化で学んだことを通して、現代社会を生きていく私たちがどのように表現していくか、という力を身につけてもらうことにしています。

 もちろん、単に勉強することだけではなくて、将来のこと、大学卒業後の就職のことも考えて勉強することは、とても大切です。日本語・日本文学科では、近年の変更点として、特に学生の希望の多い、出版、編集業界に関連した科目、「出版メディア論」や「編集技術」といった科目も追加し、より実践的な能力も高めてもらおうと工夫しています。

 ひと言でまとめれば、日本語・日本文学科は、4つのカテゴリーを学ぶことで、「ことばにこだわり、ことばで考える、そのための力を養うことを目指した学科だということです。

 これは、ある日の授業風景です。

 左の写真では、江戸時代に書かれた絵画の実物を見てもらっています。

 右の写真も、古文の授業の風景なのですが、皆さんは古文が好きですか? もちろん、古文は意味が゙なかなかわからなくて苦手な人も多いかもしれませんが、この授業でも、江戸時代に実際に使われていた古文の資料を見ながら、授 業をしているところです。

 高校までは、おそらく、多くの場合、教科書を読みながら古文を勉強していたとおもいますが、大学ではひと味もふた味も違う授業で、日本文学、日本語、日本文化の新たな魅力に迫ることができるはずです。

 何となく、日本語・日本文学科がどのようなところか、大学の授業ではどんなことをするか、イメージできたでしょうか?

 とはいえ、皆さんが日本語・ 日本文学科に進学しようと考えたとき、もっとも心配していることは、ひとつは授業の中身、そして、もうひとつは、おそらく、大学卒業後の就職のことだと思います。この点も、実は、バッチリだということができるのです。

 さて、次に、学生(3年生、4年生)に聞いた、筑紫女学園大学のよいところをご紹介しましょう。

 ベストワン、1位は、一人ひとりへの就職支援があげられました。

 第2位には、学生と教員の距離が近いこと。どういうことかな? と思うかもしれませんが、筑紫女学園大学は、大きな大学ではない分、一人ひとりへの目配りがしっかりできる、ということです。授業をする教員と、授業を受ける学生が゙、互いの名前も顔も全く知らないということはなく、わたしたち教員は、皆さんそれそれの考え方をふまえながら、丁寧な授業を心がけています。

 第3位には、女子大だからのびのびできる、ということもあがっていました。

 先ほどのアンケートのついでに、ある一人の学生に、1日のスケジュールも聞 いてみました。朝食、授業、ランチ、授業、サークル・・・というようになっていて、教員の側としては、「授業の後、図書館や自宅での自学自習の時間がないなあ」と思ってしまいますが、サークルやアルバイト、趣味など゙、充実した大学生活を送っているようです。

 とはいえ、大学生の本分(本来のつとめ) は、やはり、勉強、授業です!


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オープンキャンパスの様子は、こちらでご紹介しています。