各学科からのお知らせNews from Departments

日文の学び ** オープンキャンパス ① を開催しました **

8月11日(土曜、山の日)

オープンキャンパスを開催しました。

日本語・日本文学科って何を学ぶ所なんだろう・・・
どんな資格がとれるんだろう?
大学ってどんな感じなんだろう?

そんなお悩みを少しでも解消したい!!
いろんな疑問や不安も いっぱいお話しましょう

 次回は 8月19日(日曜)です。


ミニ講義  恋 文 〜この熱き想い〜

Part1 平安時代の「恋文」  古代文学担当:須藤圭准教授

平安時代の「恋文」の作法と内容紹介の後、『源氏物語』総角巻の実例を一緒に読みました。
恋文作成の4つのポイントは
  A 人に見られることを考える←←←直接渡せなかった
  B 今、この瞬間を詠みこむ ←←←定型文ではダメ!
  C 植物でデコレーション  ←←←「文付枝フミツキエダ」の作法
  D 紙、筆跡、墨の色にも工夫←←←トータルコーディネートが大切

(受講者の感想より)古代の作法に驚いた。現代に通じるところもある。

Part2 明治20年代の「恋愛」  近現代文学担当:松下博文教授

明治20年代になって使われるるようになった「恋愛」という語に焦点を当て、近代文学での恋愛表現の変遷を見ました。
明治23年、岩本善治はバルザックの『谷間の百合』翻訳において、「恋は日本の通俗の文字。恋愛はLove、深く魂(ソウル)より愛する。」としました。その後、明治20年代後半にかけて「恋愛」の語は多数の作品に使用されていきました。
また、漱石や鴎外、藤村や与謝野晶子などの作家達の、男女の情愛の描き方の違いも紹介しました。


くつろぎスペース
現役の先輩たちとお茶しながら、おしゃべりしませんか?
大学ってどんなところ? 大学生ってどんな感じ?
筑女って何を学べるの?
現役筑女生にいろんな質問をぶつけてみよう!!
資格別リアル時間割も公開中

 

教員紹介・科目紹介展示コーナー

日文カリキュラムの柱は「言語」「文学」「文化」

それぞれを担当する教員・科目の紹介(先輩特製似顔絵付き!)と、教員提供の資料の数々を展示しています。

成果物展示コーナー
「筑紫語文」(卒論他、年度毎の学科活動を掲載)
「恋歩き」(2018年前期文芸創作クラス製作のタウン情報誌)
その他、教職課程・博物館学芸員課程・日本語教員養成課程などの活動報告集等、手に取ってご覧いただけます。

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