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キャンパス説明会に来てくださってありがとうございました

6月4日(日)にキャンパス説明会が開催されました。英語学科では、ミニ講義「異文化共修授業を体験してみよう」と個別説明会を実施しました。

 

異文化教育や多文化関係が専門の山田直子先生のミニ講義は、高校生のみなさんだけでなく英語学科の在学生、それにネパール、インドネシア、台湾、韓国などいろいろな国の留学生が参加する、多文化多言語の「異文化共修授業」でした。

まずいくつかのアイスブレイクで体と心をほぐし、参加者の距離を縮めました。写真は、山田先生に「Elephant! (象)」と指名された人がとっさに両腕を伸ばして象の鼻を作り、両側の人が腕で耳を作っています。3人が息を合わせて象さんになりました。

アイスブレイクのあとは、高校生、筑女生、留学生が混じったグループを作り、協力して山田先生のお題に取り組みます。写真は、「世界にはいくつの言語があるでしょう。知っている言語名をすべて挙げてください。」の答えをホワイトボードに書いているところです。
留学生の母国の言語事情も教えてもらいました。インドネシアでは非常に多くの言語が使われているそうです。
参加者は、日本語、英語、そして留学生の母語などいろいろな言葉を駆使して、コミュニケーションを取りました。留学生と高校生・大学生が、互いの国の言語や文化などについて教え合い、違うところや同じところを発見して楽しい時間を過ごしました。大学生も、上手に高校生と留学生の仲立ちをしていました。大事なのは、互いを尊重し、考えや気持ちを伝えたい、理解したい、という姿勢だと実感できるミニ講義だったのではないでしょうか。
個別相談では、留学や資格試験(TOEICなど)への対応等についてお答えしました。コロナ禍で一時期ストップしていた留学や海外研修ですが、現在では再開されています。筑女はたくさんの海外の大学と提携しており、留学先で取得した単位を筑女での単位に互換できる場合もあります。また、筑女の海外留学プロジェクト2件が、本年度の日本学生支援機構の海外留学支援制度に採択されるなど、大学ぐるみで学生の海外留学を支援しています。海外の大学に留学したい、あるいは外国の人と協働する学びに興味があるという高校生のみなさん、筑女はみなさんを待っています。

 

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