海外留学レポートReport from Overseas

台湾に留学して1ヵ月

Mar . 2018

台湾に留学して1ヵ月が経ちました。台湾と言っても山の上での生活なので気温の上下が激しく、天気もスカッと晴れる日もあれば、すぐ前が見えないくらい霧が出る日も多くあります。私の通う中国文化大学は先ほど言ったように山の上にあり、山を下りるにはバスを使って最短でも35分はかかります。しかし山を下りると台北の中心地につき大きな夜市などがあるためとても便利です。また山の上は静かで自然が多いためとても居心地が良いです。3月の上旬には桜が満開に咲いていました。

私の通う大学は筑紫女学園大学と同じく、履修を自分で選択できるので自分にあったレベルの授業を選ぶことができます。中国語の授業はもちろん太極拳などの文化を学ぶ授業があるので新鮮で楽しいです。またそれらの他にも、日本学科本科生の授業も取っています。日本語や日本について学ぶ台湾人に交じって授業を受けています。私が選択したのは「導覧日語」といって台湾の観光場所にくる日本人に対し日本語でガイドをすることを目標とする授業で主に観光場所の歴史の勉強やガイドの方法について学びます。現在は班をつくりガイドシュミレーションの練習をしています。現地の学生と言語交換ができ、また歴史を学ぶことができるのでとても楽しいです。

中国語について台湾についた当初は、全く中国語が聞き取れず、入寮などの手続きに苦労しました。布団などの身の回りの物を買いそろえることでさえも数日間かかりました。中国語をあまりにも聞き取れない、話したいことが話せない自分の実力不足を痛感しました。「中国語を話せるようになる」という私の目標はとても漠然としていることを認識し、それに到達できないような気がしてとても不安になりました。このことがあり台湾についてすぐの私の目標は「とにかく話す」とし、同じ寮生の子やお店の店員などが話す中国語をよく聞き、ぐちゃぐちゃでも中国語を話すようにしています。こうして1か月経つとよく使われる単語や簡単な会話は台湾に来た当初に比べて比較的にわかるようになりました。しかしながら、会話において理解できるのは1割程度。まだこれからも勉強に励みもっと吸収していきます。