海外留学レポートReport from Overseas

残り1か月もありません

Dec . 2017

12月に入り、学内の湖と川の水が凍りました。学内の植物には自動で水撒きがされている場所があり、水がまかれると凍って植物に氷柱ができています。室内は暖気のおかげで暖かいですが、外に出ると風が強くとても寒いです。天津では多くの人が服についているフードを被っています。日本に居るときはほとんど被ることはなかったので、それだけ寒いのだと体感しています。

 多くの人が中国と聞いて思い浮かべることは大気汚染だと思います。私も先輩や先生、友達から冬の天津の大気汚染について聞いていたのでドキドキしていました。しかし、今年はすっきりとした青空の日が多くてマスクの必要な日はほとんどありません。とても不思議です。もしかしたら大気汚染の原因となっている石炭が規制されているのかなと思います。

 

11月はテストの結果を知ることになりました。10月に受けたHSK5級の結果、中間テストの結果などです。筆記テストは時間が足りず、作文を指定された文字数まで書くことができませんでした。しかし、筆記もリスニングも思っていたよりかはできていたのでほっとしています。口語テストでは発音において、前から友達にも言われていた日本人特有の癖を指摘されました。次第に発音に対して気をつかわなくなっていたので、それからは話すときには意識するようにしています。

今のクラスは前学期に比べて人数が多く、初めて出会う国の人が多いです。いろんな国の人がいて、積極的に発言する人も多く授業は賑やかで面白いです。私はアジア以外の国に対して深く関心がなかったのですが授業を通じて中国の社会問題や習慣や文化だけでなく、いろんな国々について知ることによってアジア以外の国に対しても少し興味が出てきました。まだまだ知らないことだらけだなあと実感しています。

 

はやいことに中国での生活が一カ月後には終えようとしています。文化の授業が終わり、水曜日は一日時間に余裕ができました。まだまだ、天津で行きたくても行けてないところがたくさんあります。やり残しの無いように残りの日々を楽しく過ごせたらいいなと思います。