海外留学レポートReport from Overseas

冬天来了

Nov . 2017

早いもので北京にも冬がやってきました。ダウンジャケットやコートを着て過ごすのはもちろん、朝晩はとても冷えて寒いのでマフラーをしている人も見かけるようになりました。これからは寒さに負けないようにしていきたいと思います。

 今月もとても充実した一か月となりました。授業では2つの基礎科目で簡単なテストが行われました。综合科では一冊目の教科書が終わり、復習も兼ねたテストがあり、期末試験と同じような形で出題されました。まだまだ復習が足りないなと思う部分もあったのでしっかりとまた見直していきたいと思います。听说课では2人1組になっての会話テストがありました。先生は笑顔で、簡単なテストだから緊張する必要は無いよ、と言っていましたがいざテストとなると表情が一変して少し怖いくらいまじめな表情になったのでやはり少し緊張しました。私は話すことがあまり得意ではないのですが、テストの後に良かったといってもらえたので少し安心しました。
また、今月は学院の活動で京劇を見に行ってきました。湖広会館という昔ながらの京劇の劇場に行って観劇しました。北京の京劇の劇場で一番有名なのは梨園劇場というところですが、この劇場は中国で最も古い劇場ともいわれていて、お茶やお菓子をつまみながら見ました。この時は本格的な京劇というよりも、一つの短い演目の間に演目の説明や動作や脸谱の体験を織り交ぜた初心者向けの形だったのでより京劇を知ることができたと思います。
そして来月にはHSK5級のテストを受けるつもりです。取得できるように頑張りたいと思います。
 10月末には週末を利用して友達と上海ディズニーランドに行ってきました。週末だったため人がとても多く、フィナーレのお城のプロジェクションマッピングのショーでは前も見えないほどの人でごった返していたのですが、全員で座ってみるという流れになり、誰もズルをして立ったりというようなことがなくとても気持ち良く見ることができました。週末のみな上に北京と上海は高鉄で5、6時間かかるので時間は全然ありませんでしたが、とても楽しかったです。
また11月3日から5日まで北京でフィギュアスケートのグランプリシリーズ中国杯が行われていたので友達に誘われて見に行きました。会場の体育館が大学から地鉄で数駅のところにあったため、金曜日に授業が終わってから見に行きました。日本人選手は樋口新葉選手、本田真凛選手、三原麻衣選手、田中刑事選手が出場しており、世界で勝負する日本人の姿を生で見て自分ももっと頑張りたいと思いましたし、世界的トップスケーターで地元選手の金博洋選手やハビエル・フェルナンデス選手の演技もなかなか見られるものではないので、この機会に見に行けてよかったです。
  私の留学生活の早いもので残り2カ月となりました。北京に来たばかりの頃の私は日本がいいとずっと思っていたのですが、今ではもっと北京語言大学で中国語を勉強したいと思っている自分がいます。あと2カ月しか時間はありませんが、もっともっと中国語がうまくなるように頑張っていきたいです。