12月になりました。北京の冬はとても寒いです。特に乾燥がひどく、夜寝て朝起きるとのどがカピカピになっていたり、乾燥で体がかゆくなるので加湿器と保湿クリームが手放せません。

 

　先月のレポートにも書きましたが、今月私はHSKのテストを受けてきました。HSKは筆記受験とネット受験を選ぶことができ、どちらも同じ日に試験があります。今回私は受験すると決めるのが遅かったため筆記受験より締め切り日に余裕のあるネット受験を選び、北京語言大学の近くにある北京林業大学に受験しに行きました。ネット上で試験を受けるのは初めでだったのですが、ちょっとした漢字の書き間違いが減るうえに一番最後の画像の問題が筆記受験の場合は白黒プリントですがネット受験の場合はカラーではっきり見ることができるので良いなと思いました。結果はまだ出ていないので良い点数が取れていることを祈るばかりです。

 

　最近は本当に寒いので大学の寮に猫が入ってくるようになりました。よく寮のロビーでくつろいでいるので留学生みんながかわいがっています。どこの猫かは分かりませんが人慣れしているようでドアの前で開けてくれるのを待っていたりしてかわいいです。そして最近の私は寒くて外に出るのが億劫になっているので外卖というデリバリーサービスアプリや淘宝というネットショッピングアプリをよく利用します。アリババができて以降の中国はネット分野においてとても発展しています。外出せずにいろんなものをそろえることができますし、とても簡単なので中国にいるほとんどの人が利用していると思います。ですが便利な反面、配達の途中で物をなくされたり、壊れていたりすることもあります。私はこの１カ月で2度ほど荷物をなくされました。また、荷物には個人の電話番号が書かれているので、荷物の受取所から携帯にショートメールが届いてから取りに行くようになっているのですが、場合によっては配達員が直接そこに書かれている電話番号に電話をかけてきて何時にここに取りに来てほしいとか、住所がよくわからないからどこに届けに行けばいいのかなど聞かれたりする場合があります。外卖も淘宝もとても発達していて便利なのですが、個人情報が書かれた荷物を簡単になくしたり配達員から直接電話がかかってくるというのは個人情報保護の点や配達の方法が統一されていないという点でまだまだ中国は発展途上にあると思います。

 

　私の留学生活も残り一か月となりました。期末試験の話や成績や証書の受け取り方の話が出てくるようになって、本当にあと少ししかないんだと実感します。残り一カ月、悔いのない留学生活を送りたいです。