私は、8月23日に北京語言大学での夏季研修を終え、残りの3日を北京で観光しながらゆっくり過ごし、27日に上海に戻ってきました。帰ってきてすぐに感じたのは、上海のおかえりと出迎えてくれるような雰囲気です。上海に帰ってきて一気に元気が湧いてきました。北京と上海とでは、環境も気候も人も全く別物に感じました。北京人と上海人の仲が良くないことを聞いていましたが、とても納得できます。北京は、古風で伝統的な物や建物が多く、気候も比較的乾燥ぎみでカラッとした暑さでレストランや出店などの数も少なく、人の喋りも普通語とされている北京語でした。また、外国人を歓迎する感じもないように感じました。上海は、現代的な物が多く、気候は蒸すような暑さでうっとうしく感じ、思いついた時に手に入るぐらい食事の店が身近です。人の喋りに関してはやはり普通語でも南よりの喋りに感じます。上海語になれば、全く理解できません。っそして、上海は、海も近く海外の人が立ち寄りやすいこともあり外国人が多いです。そのため、外国人に慣れているのか自分が日本人というと割とどこでも歓迎してくれるように感じました。やはり、私は、上海で過ごした生活が長いせいか上海の方が便利で過ごしやすく安心します。また、帰ってきて一番うれしかったことは、相手が言葉にした内容が理解でき、自分の気持ちを中国語で表現し、「君の中国語はいいね!」と褒めてもらえる場面が増えたことです。