カナダに来て3ヶ月が経ちました。10月の終わりにブレークウィークがあり、その後は忙しい日々を送っていました。11月に入るとディベートをする回数が多くなり、「動物実験」「死刑判決」「原子力発電」「ファストフード産業」など様々な社会問題について取り上げ、前日までにそれについて徹底的に調べ、賛成派・反対派のグループに分かれクラスの前で討論をしました。ディベートは自分の意見を言うだけではなく、相手の主張に対してどういう返答をすればいいのか、テンポよく話を進めることができるかなど、思っていた以上に頭を使いました。最初の頃はディベートをすることに慣れておらず、なかなか自分の意見を発言する事が出来なかったのですが、他の生徒の発言から様々な発言・表現の仕方を学ぶ事ができたので、回数を重ねていくうちに自分の意見もどんどん言えるようになりました。私は今回「日本とフィンランドの教育」をファイナルエッセイとして書きました。それに関連して、先生から「人文学と社会科学のあり方」についての資料を与えられ、今起こっている日本の教育問題についても触れることができました。