海外留学レポートReport from Overseas

様々なものに触れた2ヶ月間

Nov . 2023
寧波に来て約2ヶ月が経ちました。日々の生活にも慣れてきてホームシックになることが少なくなったように思います。
10月は寧波市内にある宁波老外滩,南塘老街,阿育王寺など様々な観光地に行きました。個人的に印象に残ったのは阿育王寺の賽銭箱の上にあるQRコードからスマホでお賽銭を入れられるということです。中国ではスマホ決済が主流とはいえ、まさかお寺のお賽銭までスマホ決済が出来るとは思わず驚きました。そして阿育王寺では無料の精進料理が食べられるのですが、とても優しい味で特に金木犀のお茶は程よい甘さで美味しかったです。
また、10月は出会いの月でもありました。寧波大学では日本語カフェという約45分間様々なテーマに沿って日本語で会話するという活動が行われています。日本語学科は他の学科に比べ科目数や課題の量が多いそうです。毎日沢山の量をこなしているからかとても日本語が上手で、失敗を恐れず積極的に日本語を話そうとする姿勢に日々いい刺激を貰っています。同じ趣味の子が沢山いて一緒にご飯を食べに行くなどして交流を深めています。なんと来年から筑紫女学園大学に半年間留学予定の子とお友達になる事が出来たのでこの半年間はその子との言語交流を通して中国語でのコミュニケーション能力を向上させたいです。
授業は相変わらず難しくて、課題の量も増えました。授業時間は大体95分程度ですが、私たち留学生が使う教室はチャイムが鳴らないので始まる時間と終わる時間がバラバラで、たまに授業時間が長くなったり短くなったりします。また、先生によって聞き取りやすさや話すスピードが違うのもありますが、他の国の生徒さんは書くことよりも話す・聞くことに長けていて先生からの質問にすぐ答えられる人が多いため授業のスピードが早くて板書するのが精一杯な状況です。クラスの中で1番中国語が出来ないので追いつけるように頑張ります。
授業がない水・土・日のうち、水曜日は観光やお出かけ、土日は基本的に寮で自習や就活をしています。中国に来てからは何もしないことに耐えられないので毎日何かしらの予定を入れていて、日々忙しいですが、わりと充実した生活を送れていると思います。
中国語のスピーキングがなかなか伸びないので、音読を増やしたり日本語学科の方と沢山コミュニケーションを取ったりして伸ばしていきたいです。