福岡空港からの直行便で、寧波の空港に9月12日20時すぎに着きました。本来なら19時15分頃に着く予定でしたが大幅に遅れが出てしまい、WiFiがないところではスマホが使えなかった私は誰とも連絡が取れず遅れる連絡も出来なかったため、正直とても不安でした。空港から寧波大学内のホテルまで送迎して下さったのは、寧波大学の日本語学科の方々でした。地下鉄でホテルに向かう道中で日本語を使って色々と説明してくれました。中国語がほとんど話せないので、とても有難かったです。
手続き日の3日前に到着するスケジュールだったので、始まる前の3日間の間に日本語学科の方と携帯の契約と銀行口座の開設をしに行きました。契約時の中国語が早すぎてほとんど聞き取れず、日本語学科の方が通訳してくださいました。この先大丈夫なのかと不安と申し訳なさでいっぱいでした。
到着して3日後に入寮手続きと学校の手続きを行いました。本当はその日にクラス分けテストを受けなければならなかったのですが、スケジュールをよく見ておらず受けられませんでした。急いでカウンセラーの方に連絡し授業開始日の朝に受けることになりました。テストはHSK1〜4級程度の内容で穴埋め問題と最後に絵を見て３～５文書くという文章題が出ました。10分もかからなかったと思います。結果は高級のクラスでした。
　授業はほぼ中国語で行い、単語を習う時にたまに英語が出ます。私は中国語よりも英語の方が分からないので、単語の意味を日本語に直しながら授業を受けています。今のところは先生の話の6～7割程しか理解出来ていません。正直約１ヶ月経った今もなんで私が高級に入れたんだろう？と思いながら授業を受けています。中級のクラスに変えてもらおうか考えましたが、中級のクラスは英語が多くなると聞いたので、高級のクラスで頑張ろうと思います。
　この1ヶ月で1番辛かったのは、授業の内容よりも諸々の手続きです。銀行口座開設や携帯の契約、入寮手続きなど、複雑で難しいものばかりで心が折れそうになりました。中国語も英語も上手く理解できなくて大変でしたが、日本語学科の方がサポートして下さり、なんとか終えることが出来ました。何を食べていいか分からない時も食事に誘ってくれて、本当に日本語学科の方には頭が上がりません。
早くこの生活に慣れて、留学生活を実りあるものにしたいです。