静宜大学(台湾)
王さん
筑紫女学園高等学校(福岡)
静宜大学(台湾)
王さん
筑紫女学園高等学校(福岡)
1月22日から台湾では春節という中華圏の正月の期間に入りました。
私は1月21日から29日まで高雄で春節を過ごしました。
高雄出身の友人の家に泊めてもらい、友人の家族の方にいろいろなところへ連れて行ってもらいました。
正月ということもあり、どこへ行っても人が多く、一般的な新年を過ぎてからの正月感が新鮮でした。
今回の高雄での滞在で、初めて食べるものや初めての体験が多かったです。
まず、日本で言う初詣に行きました。私が行った寺は「八徳宮」という高雄では有名なお寺で、多くの人が参拝に訪れていました。
寺には無料の飲み物や麺線(そうめん)が提供されており、賑わっていました。
台湾の寺を訪れたことは何度かありますが、実際に参拝したことはなかったので、良い経験になりました。
友人の親戚が集まる会にも招待してもらい、ご飯をご馳走になりました。
たくさんの料理が準備されており、食べ終わった後もフルーツやケーキを出していただき、台湾人のおもてなしの心を実感しました。
高雄は台南や屏東まで車で行けるので、他の都市にも行きました。
私は台南の粉粿と言うデザートが好きなのですが、もう台南に来る機会はないと思っていたので、また台南に来て食べることができてよかったです。
また、高雄の美濃と言う地域に行った際は客家料理を初めて食べました。
この美濃という地域は客家人が多く住む地域だそうです。客家料理店では蘿蔔板という大根で作ったお好み焼きのような料理や客家小炒という客家人の家庭料理を食べました。
中でも炒水蓮という水蓮を炒めた料理がすごく美味しかったです。
水蓮とはシャキシャキとした食感の水草なのですが、日本では水蓮を食べる習慣はないので、この時初めて水蓮の存在を知りました。
今回の高雄旅行で多くの台湾人と関わり、多くの台湾の文化と触れました。
改めて台湾人の親切さや台湾の魅力を知り、貴重な経験をさせてくれた友人と友人の家族にはとても感謝しています。
留学生活は残り2週間となりました。最初は慣れないことや文化の違いを感じること多かったですが、今は当たり前になっているこの生活ともあと少しでお別れになると思うと寂しいです。
残りわずかですが、悔いの残らないよう、今しかできないことをたくさんできたらいいなと思います。