海外留学レポートReport from Overseas

I'm in Canada Now!

Sep . 2022

 9月5日に出発し、カナダに来て約3週間が経ちました。出発の日は家族やたくさんの友人が空港まで見送りに来てくれ、ついに留学生活がスタートすることへの楽しみな気持ちと、大好きな人たちとの別れや、カナダでの新たな生活に対する不安な気持ちで、胸がいっぱいになっていたように思います。実際に家族や友人とさよならをして1人になってからはずっと涙が止まらず、泣きながら飛行機に搭乗したことは今でも忘れられない思い出の1つです。

 福岡空港を出発後、成田国際空港で乗り継ぎをし、現地時間の9月5日の夕方、日本時間だと9月6日の朝に無事にトロント・ピアソン国際空港に到着しました。成田国際空港からは約12時間もの長いフライトだったので、トロント・ピアソン国際空港に無事に着陸したというアナウンスを飛行機の中で聞いたときは、とても嬉しく思いました。しかしその後、なかなか飛行機から降りることができず、さらにはビザを受け取るまでにも長い時間待つことになったため、宿泊する予定だったホテルには、飛行機が無事に着陸して、約5時間後に無事にたどり着くことができました。そして現地時間の9月6日の午後から、最終目的地だったキングストンへ電車に乗って移動し、キングストン駅では無事にホストファミリーと対面することができました。

 大学での生活についても少し紹介しようと思います。私が授業初日に一番驚いたことは、何よりもキャンパスの広さについてでした。私が通っているクィーンズ大学にはメインキャンパスとウェストキャンパスがあり、メインキャンパスは1つの街になっているかのようで、とても広く、日本の大学では見ることのないような外観をした大きな建物がいくつも並んでいます。私は残念ながらメインキャンパスからは少し離れた場所にあるウェストキャンパスで主に授業を受けているのですが、週に一度だけ、メインキャンパスでも授業を受けています。メインキャンパスで授業を受ける際には、ランチタイムに積極的に外に出てキャンパス内を散策し、時間があるときには図書館に行って勉強するようにしており、毎回とてもワクワクするような刺激を受けています。

他にも、日本について興味がある学生が集まるサークルのようなクラブ活動にも、勇気を出して1人で参加しました。私が一番初めに参加した際の活動は「おにぎり作りに挑戦してみよう!」というもので、数週間ぶりに日本の米を食べることができ、日本のことが少しだけ恋しくなりました。また、このクラブ活動を通して、両親は韓国人の方で、生まれも育ちもカナダだという、とある現地の女子学生と仲良くなり、今でも週に一度や二度、一緒にランチタイムを過ごし、放課後にはダウンタウンへ遊びに行って、楽しい時間を過ごしています。私が通っているSchool of Englishは様々な国から来た留学生のみで構成されているため、このクラブ活動を通して、現地の学生と関わる時間はとても貴重だと感じており、これらからも積極的に参加しようと考えています。
 
 カナダでの生活が始まって約3週間、毎日が刺激的で、あっという間だったように思います。カナダでの生活にはある程度慣れてきた部分も多くありますが、授業など、まだまだ苦労している部分もたくさんあります。また朝晩は気温が1桁になることもあり、体調を崩してしまうこともありました。そのためこれからの1か月間は、体調管理を徹底することや、授業などを通して今の私に不足していると感じた語彙力などを中心に、勉強に励もうと思います。そしてこの3週間以上に様々な場所を訪れ、多くの人々や文化に触れたいなと考えています。