海外留学レポートReport from Overseas

留学生活スタート

Mar . 2022

 隔離寮入口で体温計、消毒スプレー、手指消毒液、ゴミ袋、マスク等が入った紙袋を貰って隔離部屋に行くと、2Lの水が6本とトイレットペーパーが2個、敷きパッドと掛け布団、枕がありました。部屋は窓が二重にあり、床暖房が効いていてとても暖かかったです。食事は朝9時、昼12時、夜5時に扉の前に置かれて、毎日朝10時と夜5時に隔離寮のグループカカオに測った体温計の写真を送り、隔離アプリにも体温を入力しなければいけなかったです。PCR検査には到着翌日と隔離解除前日ぐらいの計2回行き、7日間の隔離費用は316000ウォンでした。隔離は昼に解除され、東亜大学にいる日本人留学生2人と韓国人の女の子1人が買い物に連れて行ってくれました。WiFiルーター、シャワーヘッドやシャワーのフィルターを大学の近くで買い、ササンのロッテマートで寝具一式や生活用品を買いました。売ってなかった蛇口のヘッドとフィルターは後日韓国人の女の子がネットで頼んでくれました。ハンリム寮は初日がとにかく寒かったですが、床暖房が効いてくると暖かくなりました。暗証番号で開く扉のコツを掴むのに少し時間がかかりました。私たちがハンリム寮に来た時、春休み中で寮のコンビニも食堂も空いていなかったので、食べるものがなく、ほとんど外食やデリバリーフード、コンビニ等で済ませました。その時、1人がまとめて全員分を払って、現金で割り勘分を後で1人ずつその人に払うということが多かったので、現金が必要でした。また、2人部屋で共同して使う洗濯洗剤、ゴミ袋などもまとめて買って後で割り勘なので、現金が必要でした。そんなに現金を使う場面はないだろうと思っていましたが銀行口座を作る時、外国人登録の時、食堂の食券を買う時にも現金が必要でした。最近食堂の食券を買いましたが、80食で320000ウォンでした。食堂のメニューはトッポギ、キムチ、味噌汁、サラダなどを食べました。学部の授業が始まった頃、他の大学から来ている日本人の子がコロナ陽性になったので、一緒にご飯を食べたりしていた私たちは濃厚接触者になりました。寮でコロナ検査キットを自分で行いました。皆陰性でしたが、寮1階にある隔離棟に2人部屋のうち1人ずつ1日だけ移されました。その後また検査キットで検査をして、陰性だったので元の2人部屋に戻りました。その後は特に症状もなかったので自由に外出できました。

 隔離の時に不便だと思ったことは、コップを持って行かなかったので、2Lペットボトルをそのまま飲むこと、暖かい飲み物やご飯を食べられないことです。良かった事は、隔離されてからは本当に外に出ることが出来ないので、隔離されたその日から普通に生活できるようにシャンプー、ドライヤー、タオル、歯ブラシ等を持って行っていたことです。ハンリム寮では初日からお湯が出るか心配だったのですが使うことが出来て安心しました。大学入口から寮までずっと階段を上るか坂を上るかしているので、歩きは本当にきついです。コロナ検査の時は初めて自分で鼻に綿棒を入れて検査までしたので、ちゃんと出来ているのか不安で検査結果もPCRではなく抗原検査だったので正確なのか不安でした。