海外留学レポートReport from Overseas

留学を終えて

Jun . 2019

時が過ぎるのはあっという間で、4か月の留学生活も終わってしまいました。3月や4月頃は中国語を思うように話すことが出来ず、残りの留学生活が長いと感じることもありました。ですが、終わってみるとやはり中国での留学生活は短かったように感じます。日本に帰りたい気持ちももちろんありましたが、勉強面で考えるともう少し自信がつくまで留学していたかったです。たった4ヶ月間でしたが、2月頃の自分と今を比べると明らかに中国語は上達していますし、語学以外の面、精神的にも少し成長することができたと思います。留学に行ったからといって、そう簡単に自分の性格が変わるわけでも、変えることができるわけでもないと思いますが、それでも少しは良い意味で変化できたと思っています。

勉強面を振り返ると、私の中国語のレベルは4ヶ月間で自分でも実感できるほど高くなったと思います。授業では4ヶ月間で5冊の教科書を使い、PPTを使っての発表も数回しました。検定試験ではHSK4級を取得したので、今年の8月に5級を取得できるよう中国語の勉強をこれからも続けていこうと思っています。先日、中国語検定のCDを聞いていると以前よりも聞き取れるようになり、スピードもやや遅く感じたので、リスニングの面でも自分のレベルが上がったことを実感することができました。ただ、リスニング・ライディングは良いのですが、スピーキングがまだ思ったほどではないので、中国語教室に通うなどしてレベルを上げていこうと思います。全体的に中国語を上達させることができたとは思いますが、2月頃に思い描いていた留学後の姿とは違うので、今の中国語のレベルを落とさず、更に上げられるように勉強していきたいです。

生活面では、買い物中店員さんに何か聞くとき大体「あ?」と言われるのですが、それに対していちいち気にすることもなくなり、拙い中国語ながらも堂々と会話しようとしています。やはりまだ何か質問するときにこの言い方でいいのか、これはどう伝えたらいいのか分からない時もありますが、今はまず語順より相手に理解してもらうことを重視して会話しています。

最後に、4ヶ月間という短い留学で、日本に帰りたいと思うこともありましたが、それでも留学に行って良かったと思っています。留学期間中は楽しいことより辛いことの方が多かったように感じますが、それを乗り越えることが出来たのは、友人や親のおかげだと思います。短いけれど貴重な経験ができ非常に濃い留学生活を送ることができました。支えてくれた方々、本当にありがとうございました。