海外留学レポートReport from Overseas

留学に来て一か月

Mar . 2019

 北京に来て一か月以上が経過しました。初めの頃は、帰りたいとよく思っていましたが、時間の経過が早すぎて、本当にこの短期間で上達できるのかという焦りの方が強く、帰りたい気持ちは、今はあまりありません。

 私たちのクラスは全員で21人いて、中12人は日本人です。そのため、授業で分からないことがあれば友達に聞くことができるのでいいのですが、授業休みの会話はどうしても日本語になってしまうためこれでは中国語での会話が上達しないと思っています。ですが、最近は日本語での会話も中国語での言い方を考え、中国語で話すことも実践しています。今はまだ簡単な中国語しか使えませんし、知っている単語も少ないので、調べながらですが、来月ごろにはもっとスムーズに会話ができるようになろうと思います。クラスの日本人学生は中国語専攻が多く、なかなか差が埋まりませんが、あまり焦らず自分のペースでコツコツ積み重ねていきたいと思います。

 日本人と中国人は見た目が似ていると思われがちですが、実際に中国に来ると服装やメイク、髪型が違うので結構日本人か中国人分かります。にもかかわらず、大学周辺を歩いているとよく道を聞かれるので、毎回知らないです・分からないですとしか言えず、本当に申し訳なく思います。また、現地の人は話すスピードが速いので単語しか聞き取れませんし、場合によっては一言も分からないので、リスニングと単語の知識を増やすことが大事だと実感しています。

 以前から薄々と感じてはいましたが、英語も社会に出るまでにある程度は身につけておく必要があると強く思いました。英語圏ではない学生も英語が話せますし、もちろん日本人の大学生も英語が話せます。日本に帰ってから違う言語に取り組むためにもこの留学である程度のレベルにする必要があると思います。また、クラスに韓国人の学生が3人いるのですが、韓国語の発音も可愛くて最近韓国語に対しても興味を持つようになりました。外国人が多いので、この留学で様々な言語や各国の文化を積極的に知り、自分の知識をもっと広げ、色々な面で充実した留学生活になれば良いと思っています。