海外留学レポートReport from Overseas

南開大学での留学生活の始まり

Mar . 2019

 南開大学に来て早くも1か月が経ちました。私は、今回2度目の南開大学への留学となります。1度目は、1年生の夏に南開研修に参加し、2週間ほど南開大学で学びました。今回は、南開大学に1年留学ということで2年前に来た時と心境が全く違い、全てにおいて不安しかありませんでした。最初は、生活など慣れないことも多かったですが最近では少しずつ慣れてきて余裕もうまれてきました。

 私が南開大学についたのは2月18日の夜20時ごろでした。私は、福岡空港から天津空港までの直行便がなかったため、大連空港で乗り換えをしました。この乗り換えは、全然中国語を話すことのできない私にとってはとても不安でした。しかし、無事に乗り換えることができ天津空港に着くことができました。天津空港から南開大学までの送迎を現地のガイドさんに頼んでいたため天津空港についてからガイドさんと会い南開大学まで送迎してもらい寮の手続きも一緒にしてもらいました。無事に入寮することができとても安心しました。

 翌日に日本人のルームメイトと学校の手続きを一緒にしに行きました。手続きの途中でお昼休憩の時間になってしまったため先にご飯を食べ、その後、先輩から紹介して頂いてた中国人の学生の子と一緒に携帯の契約と銀行の開設に行きました。私は、店員さんが話していることを全く聞き取ることができず通訳をしてもらいながらの契約だったのでこの先大丈夫なのかなと不安になりました。その翌日に入学手続きの続きをしに行き、クラス分けの面接を受けました。後日、筆記のテストもあり、私のクラスは初級2になりました。

 クラスは初級2の中でも更に少数に分けられたA班・B班・C班・D班の4つがあります。授業は、A班とB班が一緒に授業を受ける大班とA班だけで授業を受ける小班があります。これはC班とD班も同様です。大班では、读写课という主に単語や文法の表現の仕方を学ぶ授業を受けます。小班では、听说课という主にリスニングや会話の練習をする授業があります。大班では、週に2回小テストがあります。なので、毎日の予習復習が欠かせません。先日は、第1回目の中間テストがありました。この中間テストでは、筆記のテストと口语という先生と1対1で授業で習った文法や単語を使って話すテストがありました。私は、中国に来て1か月が経ちましたがまだ全然話すことができないためこのテストはとても不安でしたがテストの結果は自分が思っていたよりも良い点数でした。しかし、まだまだだと思うのでこれからの授業も気を引き締めて受けたいなと思いました。

 平日は基本的に、午前か午後のどちらかしか授業がないため、空いている時間は勉強をしたり友達とカフェに行ったり出かけることが多いです。また週末は、デパートに行くこともあればゆっくり過ごすこともあります。中国は交通費が安く、モバイクというどこでも簡単に乗れる自転車が多く普及しているため簡単に色んな場所に行くことができます。なので、これから沢山外に出て色んな場所に行きおいしいものなど食べたいなと思っています。

 最初は授業を受けていても先生が何を言っているのか全く分かりませんでしたが、今ではほんの少しですが少しずつ聞き取れるようになっています。同じクラスの子は、基本中国語が喋れる子が多く焦りを感じでいる部分もあります。また、周りにいる日本人の子に頼ってしまいがちになり話す機会を自分自身で無駄にしていることもあるので積極的に話に行こうと思っています。来月は運動会もあるので学校の行事にも沢山参加し、1日でも早く中国語が上達できるように頑張りたいです。