Aloha! このレポートを書くのも今回が最後になりました。月日が経つのは本当に早いです。約7か月間ハワイで生活してきて、自分の見たもの・感じたことをまとめとして書かせていただこうと思います。

　まず、ハワイは移民が多く、様々な人種や文化が混在しています。日系といって日本からハワイに移住してきた方、はたまたその親族の方とも交流させていただき貴重なお話を伺う機会に恵まれました。日本にいたら知り得なかったであろう歴史について深く学べたと思います。次に自分自身の変化ですが、以前より積極的になれたと感じます。自分から行動しなければ何も変わらないと気づくことができたからです。言葉も文化も違う土地で生活するということは予想以上に大変です。今まで当たり前にできていたことが途端にできなくなり、自信を失うこともありました。しかしその度に、「現状をどうしたら打破できるのか。」と客観的に考え、行動し解決してきました。それが今の自分に直結しているのだと思います。

　すべてが辛かったというわけではありません。もちろん良い経験も数えきれないほどしました。この7か月間で行ったことがない場所へ自ら出かけ、見たことがない景色を目に焼き付けることができました。特にハワイ島で見た夕日は今でも忘れられません。そして、私はハワイに住んでいる方々が温かく大好きです。理由はAloha Spiritが根付いているからだと思います。Alohaとは、相手に対する愛や思いやりを表す言葉です。言葉の通り、現地の方からたくさんのやさしさを受け日々充実した生活を送ることができました。留学生活を振り返って一番はじめに思い浮かぶのはお世話になった先生や友達、現地の方々の表情です。

　留学のキーポイントである英語力の向上についてですが、自分次第で絶対に伸びます。ある意味ハワイは日本語に触れる機会が他の国より多いので判断力が試される場かもしれません。私の場合、日々の予習復習に加え、教会に行くなど積極的に会話できる場所へ出向いていました。おすすめは、毎週土曜に行われる日本語ボランティアです。ネイティブの方に英語を使って日本語を教え、そのあとには言語交換の時間も設けられていますので、絶好の英語力を鍛えるチャンスです。

　最後に・・・未来のHELP studentの皆さん・ハワイへの留学を考えている皆さんへ。このレポートが少しでも力になれていたらこれ以上の喜びはありません。行動次第で留学生活は良くも悪くもなります。そして期間を通し、己の成長を感じられる機会でもあります。ハワイの青い空と雄大な自然があなたを待っています！頑張ってください！“Trust and believe in my own experience. Trust and believe my own emotional journey. Trust and believe in my needs. Do what I feel I need to do.”(GIFT,

Tamah Nakamura,p105より引用) Tamah & Yoshihiro scholarship受給者第一号として筑女から留学へ行けたことを誇りに思います。本当にありがとうございました。