海外留学レポートReport from Overseas

Summer Christmas!

Dec . 2010
早いもので半年の留学の折り返し地点を迎えました。日本と違い肌を射すような強い太陽光のもと日々生活しています。
12月と言えば、そうクリスマス。私の予想とは異なりこちらのサンタクロースも日本でお馴染みの長袖、長ズボンそしてお髭がもこもこの容貌です。オーストラリアのショッピングモールでは必ず一店舗にひとりサンタクロースがいて、サンタと写真を撮るために子供たちの長蛇の列を日々目にします。住宅街も各家に電灯をつかった装飾が施されていて、町を歩くだけでちょっとした遊園地にきたような気分になります。
日本ではどちらかというと友達と過ごすほうが主流なクリスマスですが、海外ではこの時期は家族と過ごす方が一般的のようです。そんな中私はルームメイトとホストファミリーの協力のもと25日私の友達を招いてクリスマス×バーベキューパーティをさせていただきました。当初はクラブハウスといってスイミングプールやテニスコート、バーベキューコンロを一部の住宅の人たちが自由に利用できるという場所で行うつもりでしたが、ガスがつかず家でバーベキューをすることに。他にもいろいろハプニング発生でしたが、ホストファミリーとルームメイトの協力により楽しく時を終えることができました。
さらにクリスマスで嬉しかったことと言えば、メッセージカードを友達からもらったことです。3人の友達が私にクリスマスカードをプレゼントしてくれました。私は日本でクリスマスに友達にメッセージを送るといった習慣がなかったので、すごくサプライズなクリスマスプレゼントでした。文化が違い理解しあうことが大変だなと多々感じることはありますが、やはり日本でも外国でも友達が私を幸せにしてくれるなと感じる今日この頃です。
そして、28日にはホストファミリーの娘ことジョイが3人目の赤ちゃんが誕生しました。吉報を耳にした瞬間ホストマザー嬉しさのあまり親戚中に電話をかけていました。ホストファザーは娘のジョイがついにホスピタル入りしたと聞いてから寝ることができず、ずっと心配して一晩起きていたようです。でもその少し過剰に心配するのには悲しい理由がありました。かつてホストマザー1回出産に失敗をしたそうです。ですから、その吉報が入るまでホストマザーとファザーは懸命安産をお祈りしていたと、後で聞きました。何事もそうですが、無事にことを終えることが当たり前のようで何より幸せなことだと再確認しました。
31日はNew Year Fireworkを見るために友達とルームメイトとシドニーに行きました。花火は9時と12時の2回に分けて行われました。そこで9時にダーリンハーバー、12時にオペラハウスの近くで花火をみました。ダーリンハーバーでは始まる前にバンドの演奏があり音楽を楽しんだ後20分ほど花火の演出がありました。12時のオペラハウス周辺は、初売り以上の賑わいで、周辺で花火を見るのも入場制限されているほどのたくさんの人が集まりました。日本では大みそかは親戚と、まったり時を過ごすといった年末年始で、たくさんの友達と新年を祝うのは初めで、とても貴重な体験をさせていただきました。2011年も昨年同様すてきな1年になりますように。