海外留学レポートReport from Overseas

外国で日本のことを知った

Nov . 2010
オーストラリアに来て2か月が経ち、第一の節目を迎えています。なぜなら、今月で今のクラスが終了するからです。今のクラスについて。来て初めての週は先生の話が聞き取ることができず、授業で発言を求められてもうまく答えられず、困惑していました。しかし、隣の席の友達が、私の言いたいことをくみ取って先生に伝えてくれたり、以前にも書きましたが、覚えた日本語で話しかけてくれたりと、私は友達にすごく助けられました。友達のおかげで、毎日学校に行くことが楽しく、いろんなカルチャーに関心を抱くことができました。本当に素敵な友達に恵まれたことに感謝しています。
先日、海外では初の寿司デビューをしました。お店に行く前、海外の寿司についてあまりいい印象を持っていませんでした。というのも、アボガドなど日本では目にかかれないような食材と寿司がコラボレーションされていて、これは一概に寿司とは言えないのではないかと考えていたからです。そこのお店は、回転寿司でした。回っているお皿にはやはりアボガド。早速そのアボガド寿司を取り、食べてみると…美味しい。日本の寿司とは違いますが、絶妙な1品だと思います。形は違ってもこうして海外でも多くの人に好まれ、食べられているというのは日本にとって素敵なことと思います。
海外に来て、オーストラリアについて知ることはもちろんですが、日本のことも少し知ることができた気がします。例えば、接客に対する姿勢について。オーストラリアの人は仮にお客さんがまだ、商品を買おうか迷っていても、遠慮なく閉めます。こんなことは日本ではありえなかったため、初めはすごくびっくりしました。でも、このことがきっかけで、日本人の相手を思いやるやさしさを知りました。他に違いについて感じたことは、移民についてです。日本にいる間、町で出会う人はたいてい日本人ばかりで、たまに外国人が町を歩くと目立つような印象でした。しかし、オーストラリアは違います。噂は耳にしていましたが、本当に多種多様です。Naitiveの人たちと同じ割合で、海外から来たひとがいるような、そんな印象を受けます。そのため、オーストラリアにあるレストランも種類が豊富です。ベトナム料理、中国料理、トルコ料理、インド料理など。その国々の人たちと関わると、やはりどういう国なのか少なからず関心を抱くので、日本でもこういう国際的なつながりを持つ機会が増えれば、もっと海外に興味をもつ人が増えるのではないか。と私は思いました。
来週から、新しいクラスが始まります。ちゃんと授業についていけるのかなど多少の不安はありますが、また新たな友達ができるのでわくわくしつつその日が来るのを楽しみにしています。