海外留学レポートReport from Overseas

全てが素敵な思い出となった半年間   

Jun . 2018

6月の後半となり、最近は台湾も梅雨のため雨の日が多いです。ただ日本と違うのは、天気予報は雨・雷でも実際はとってもいい天気。というようなことが多々あります…。そのため傘の有無、洋服選択にはすごく迷います。

また晴れの日は気温が30度を越すことも多くなってきました。それに加えて台湾は湿気がとても多く、水分補給などの体調管理が大変であり、洗濯・部屋の環境など日本では考えたことのなかったことに悩まされます。

 

少し前に期末試験が行われました。

期末試験も期中試験と同じようなPPTを使っての発表・先生との対話形式・筆記試験がありました。

今回もルームメイトや學伴の友達に原稿の添削、発音チェックなどたくさん手伝ってもらい無事終えることができました。

今回の期末試験である科目の先生がPPTの発表後一人一人にコメントをしてくださり、その際にわたしが言われたのは、「あなたの発音の四声はまだまだあやふやな部分がいくつもあり伝わらないこともある。しかし前回の期中試験よりは進歩しているからこれからもたくさん勉強すればスムーズに話せるようになるから頑張って」というような内容でした。

確かにわたしの発音は四声が曖昧、あやふやで伝わらないことがよくあります。そこは今のわたしの課題で、これから勉強していく上で重点を置く場所です。

そして先生に言っていただいたように早くスムーズに話せるようになりたいです。

 

また期末試験の後、友人5人で花蓮という場所へ1泊2日の旅行に行きました。

そこでは自分たちでタクシーをチャーターし、値段交渉後行きたいところを伝えました。

花蓮は自然がとても多い場所です。山・海・崖といった自然豊かな場所に足を運ぶことができ、たくさんの自然を感じることができました。花蓮のタクシーの運転手さんは私たちが行きたいと言っていたところはもちろん、そのほかにも近くの場所や通り道などで何箇所も止まってくれ、そしてそれぞれの場所でガイド・カメラマンまでしてくれました。とてもフレンドリーで私たちのお父さんのような存在で、花蓮旅行をさらに楽しくしてくれました。

 

もう約2週間後には日本へ帰国です。

この半年間は勉強・遊びなど生活全てにおいてとても充実していました。台湾へ来たのが本当についこの間のようです。最初はコミュニケーション1つ取るのにも言葉が全く出ず英語を交えながら単語つなぎの会話でした。しかし今はルームメイトや友達とは分からない単語は辞書を使いながらではありますが中国語を使って会話できるようになり、先生やお店の店員さん、タクシーの運転手さんとも以前より話すことができるようになりました。

また日本人やその他の国の留学生・日本語学科の台湾人・ルームメイトなど様々な国の人と関わり、文化や国の特色を知ることができました。ルームメイトもとてもいい人達に恵まれたおかげで毎日寮へ帰るのが楽しみでした。台湾でできた友達とこれからも連絡を取り合い、お互いの国で再会することが今の楽しみの1つです。

現地で学ぶことは語学の面ではもちろん、自分の価値観を広げることができると私は思います。そして日本ではできない貴重な経験・体験をすることもできます。この半年留学はわたしの人生の中でとても大切な時間となりました。実家暮らしで今まで親に頼ってばかりのわたしが身の回りのこと、体調・お金の管理まで自分でしなければならなく1人で生活するということの大変さも知りました。異国の地で病気にかかってしまい精神的にも体力的にも辛くなる経験もしました。でもそれも今では全ていい思い出です。日本へ戻ってからはこの半年で学んだこと・経験を生かしていきたいと思います。

私は台湾で出会った友達、そして台湾が大好きです。

最後に、この留学を応援してくれた友達・先生そしてなりより両親に感謝したいです。