５月の初めにルームメイトと南投というところに行きました。その日はとても快晴でお出かけ日和で，一緒にご飯を食べ、沢山写真を撮りました。私のルームメイトは全員年下で私のことを、お姉ちゃんと呼び慕ってくれています。妹が沢山出来たようでみんなとても可愛いです。南投までは寮からバスを二つ乗り継いで、その後タクシーに乗って向かいました。タクシーの中では、私が助手席に乗ると運転手さんが台湾語で話しかけてきました。台湾語は、私が勉強している中国語とは全く違うのと、話すスピードがとても速くて聞き取れませんでした。私が日本人だと分かると、運転手さんは中国語でゆっくりと話しかけてくれました。「南投で有名なものは何ですか？」と聞くと「果物が有名で、今の時期はリンゴが美味しいよ。もう少しすれば桃も食べられるよ。」と教えてくれました。日本にいたときは初めて会った人に話かけることは考えられませんでしたが、台湾にきて自分が１番変わったと思うところは積極的に話しかけられるようになったところで、たわいのない会話の中でも初めて知ることが沢山ありとても楽しいです。

　５月の中で一番大きな出来事はスピーチコンテストに出場したことです。最初は出場するかとても迷いましたが、せっかく留学しているのに出場しないのはもったいないと思い、出場することを決めました。自分で作った文章を先生に訂正してもらい、毎日、授業が終わりに発音の練習をしました。私は、anとangの発音が苦手でとても苦戦し、寮に帰ってからもルームメイトや台湾人の友達に練習を手伝ってもらいました。当日は、沢山の先生方と観覧する人でホールは満席でした。人前で話したり発表したりすることが苦手な私ですが沢山の友人と先生に助けてもらったので緊張しながらも自信をもってスピーチをすることが出来ました。賞は取れませんでしたが、達成感を得ることができました。この経験はこれからの自信に繋がるとおもいます。

　早いもので、留学生活も残すところ一ヶ月となりました。残りの一ヶ月悔いの無いような生活を送りたいです。