海外留学レポートReport from Overseas

台湾でむかえた21歳

Apr . 2018

 4月の上旬は、大きな連休があったので高雄、台南、台北に行きました。自分たちでバスのチケットを取って、初めての遠出だったので目的地に着くことができるかという不安もありましたが、無事に楽しく旅行をすることが出来ました。

 高雄では、ボランティアで台湾の農業体験をしました。野菜を収穫したり、自分たちで作った釜戸で蒸した野菜を食べたりしました。また、高雄の伝統料理も振る舞ってもらいました。習慣や文化の違いを実際に体験しながら知ることが出来てとても楽しかったです。高雄は海鮮がとても有名なので夜市でも海鮮を売る店が多く、水槽に生きたエビや魚がいて注文するとその場でさばいてくれて、台中とはまた違った雰囲気で賑わっていました。

台南は、街全体がのんびりしていて台中よりもバイクの音が騒がしくなかったですが、バスの本数が少ないので移動はすこし大変に感じました。ルームメイトから、台南は美味しい食べ物が沢山あるから楽しんでおいでと言われ、おすすめの場所を教えてもらいました。台中にはない食べ物が沢山あってとても美味しかったです。中でも台南でとれた果物を使ったアイスはとても人気で、食べるまでに1時間ほど並びました。その日はとても暑い日だったのでよりいっそう美味しく感じました。

台北は、台湾人の友達と友達の家族で中国文化大学、龍山寺、淡水、八里、西門紅樓に行きました。龍山寺では、台湾のお参りの方法を教えてもらい、私は、学業のお守りを買いました。全ての計画を立ててくれて、「私達のことを台湾の家族と思ってね」と言ってくれました。初めて合った日本人の私にここまで良くしてくれて、ほんとうに感動しました。彼女たちが日本に来たときには、次は私が日本を案内してあげたいです。

旅行中は気温の変化が激しく差が15度になる日もあり、台湾に来て初めて体調を崩しました。日本で体調を崩すのと違って、体力的にも精神的にもきつく日本食が食べたくなったり、ホームシックになったりしましたが沢山の友達が心配してくれたおかげで乗り越えることができました。

 4月は、私の21歳の誕生日で、台湾で迎えた誕生日はサプライズの連続でした。私に秘密で誕生日ケーキを準備してくれて、お手紙を書いてくれた、日本と台湾の友達、ルームメイト。台湾の友達にもらった手紙に「很高興可以認識妳(あなたと出会うことが出来て嬉しい)」と書いてありました。私もこの言葉のとおり、みんなと出会えて、仲良くなれてとても嬉しいです。留学を決めていなかったら、静宜大学に来てなかったら出会うこともなかったと思うと、留学を決めてよかったと改めて思いました。遠い台湾の国で出会い、仲良くなれたことはとても素敵なことです。みんなと出会えたことは私の一生の宝物です。

 来月は、スピーチコンテストがあるのでそれに向けての練習を毎日頑張っています。自分の力を最大限に発揮出来るように、頑張りたいです。